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県民性とお国言葉

  ○「 京都十代,東京三代,大阪一代」 …土地の人間になりきるのは京都は十代 かかるが東京は三代、大阪は一代でよい。 ○「 京都の着倒れ、大阪の食い倒れ、江戸 の買い倒れ」…京都は着物にカネを使っ て、大阪は食べるモノにカネを使って、
 江戸は女郎買いで、身上をつぶすという 意味です。 ○「 東京はお茶を飲んで、大阪は食事して 、博多は一緒に遊んで友達になる」… 東京は一緒にお茶を飲んだだけで友達になり,大阪は食事をすると友達になる。博 多は一緒に遊んで初めて
友達になる。 ○「 東京と大阪と名古屋の男が一緒に食事 をした。食事が終わって席を立つとき、東京の男はいかにカッコよくみんなの分を払おうかと思って席を立ち、大阪の男はいかにワリカンにもっていこうかと思って席を立つ。そして、
名古屋の男はどうお礼を言おうかと思って席を立つ」 タクシーで一番最初に降りるのも名古屋の人と言われる。トヨタの街だ。…東京人のエエカッコシイを、大阪人の金に細かいことを,名古屋人の金にうるさいことを誇張している言葉。 
○「 東京人はいかに高かったかを自慢し、 大阪人はいかに安く買ったかを自慢する」 … これもカッコつける東京と価格意識の強い大阪のちがいを表しています。 ○「 京都は過去に生き、東京は現代に生き 、神戸は未来に生きる。そして大阪は
今日の夕方まで生きる」…京都は過去にしがみつき、東京は今を大切に、神戸は先 のことを考えるが、大阪は超目先しか考えないという意味。さて地域が同じだからといって,みんな同じ県民性-性格-ではありません。人の性格は先天的なも
のと後天的な要素から形成されます。つまり、風土、出身地 に加えて、先祖や両親の遺伝的気質、一人っ子か、長男長女か、末っ子かなどのほかに他の地域に移った時、突然性格に変化を起こす「触発現象」を起こすこともあります。しかし、
ある種の共通した 性格-県民性-を持っていることは否定 できないのです。それは明治まで自由な移住が禁止されていたからです。そのた めに維新後移住が認められても地域的差 異は一向に消滅していない。そのうえ、“地域的性格”の原因に
日本人の起源に まつわる問題が関わっています。裏日本に朝鮮系の血が入り、太平洋岸に中国・マレー・南方系の血が入り、東北や北海 道にはアイヌの血が入りながら、自然条件や歴史の為に混血が停滞し、地域に依って混血度に“ムラ”が出
来上り、様々な地域性を作り上げました。 宮城音弥氏「日本人の性格」によると三 つの性格に分類される。 ?@分裂質はわがまま、内向的、神経質、 孤立的、非社交性、まじめ、誠実という 特徴で東北や大都市に多い。たまに大成 功者が出る。
 ?Aそううつ質は躁では社交的、温和、親切、自己開放的、陽気、活発な一方、鬱 では情熱が継続しない、陰気、物静か、感情の表現に乏しい、たえず笑いに近い 表情、気が弱い、頼りない、迷惑をかけ るタイプで瀬戸内海、北九州、近畿、名 古
屋地方など日本人に最も多い。躁では 大成功者は出ないが鬱では出てくる。 ?Bてんかん質は日本人には少ない。きち んとする、几帳面、批判されると非常に 腹を立てる、慇懃丁寧、堅い、非社交性 で生産が低く長い間政治的圧迫を受けた 地域
で局地的に散在する。なお日本では血液型による性格判断が多く使われていますが、外国では全く使われていません。日本列島の長さはイギリスからギリシャほどです。ヨーロッパでも歴史や風土によって国民の性格が異なります。日本では江戸時代
300年間にそれぞれの藩によって性格ができあがりました。ですから血液型よりも県民性のほうが性格をはっきりと表しているといえます。

(カッコ)内は私の考察。以下は一般的に

巻末にダシのとり方が書いてあるのが一番有益だったとの読者のコメントが一番多かった。

北海道あづましい」快適だ「ゴミを投げる」ゴミを捨てる「げっぱ」ビリ「ああ、こわい」ああ、疲れた「はんかくさい」バカ、あほ「なまら」すごく「なんも」どういたしまして「しばれる」とても寒い「いいふりこき」ええかっこしい「ばくる」交換する「おばんです」こんばんは

 明治以降、東北・北陸地方を中心に全国各地から屯田兵や移住者が開拓に入った。最も多かったのが青森で、次いで新潟、秋田、石川、富山などで、移住者最多の石狩地方には20万世帯が入植した。維新政府は貧窮した外様藩の失業武士を続々と移住させた。こうした開拓の歴史を持っていることから,初期に訪れた移住者の故郷の習慣がお正月や,ほかの年中行事にも影響している。例えば,お雑煮などは各家庭の先祖の故郷の味やつくり方を反映して,千差万別である。北海道人は大らかで細かいことは気にしない。新しいことにも積極的で、古い習慣や地縁などにもあまりとらわれることなく自由な振る舞いや人付き合いを好む。いわば「道産子気質」は、北海道特有の大陸的で気骨のあるフロンティアスピリッツに基づいている。そのため、北海道人は合理的であっさり。「なんとかなるっしょー」と楽天的。「北海道人の大らかさ」は、ゆとりを忘れがちな現代人にとって、大いに見習うべき精神性に溢れている。合理的に考えて細かいことを気にしない生き方はじつに精神衛生的。ただし、その大らかさが裏目に出ると、借金を借金で返す"自転車操業"に陥ってしまいかねない。冠婚葬祭の祝儀や香典も、披露宴は会費制が多い、香典の相場は低く、香典返しの習慣がないというように、しがらみを好まない。香典の領収書が発行されることも珍しくない。寒冷地で鍛え抜かれてきたたくましさと、めんどくさいことはやめてしまえ、という正直な道民性は、北海道人の魅力といえる。 なお北海道全体が,「自衛隊城下町」といえる。陸上自衛隊員3万5000人が道内に駐屯している。これは,全隊員の25%に当たる。食品や家庭用品のメーカーが新製品に対する消費者の反応を調べる際,札幌や小樽がテストマーケティングの場となることがある。これは「北海道が独立した経済圏で所得や生活水準,年齢構成などが日本全体の縮図になっている」ことによる。道産子とうまく付き合うポイントは,飾らず腹を割って自然体で接すること。基本的に割り勘。見栄を張った付き合いはしない。計算高いのもダメ。策を労すると嫌がられる。余計な口出し手出しをしないのが北海道流。女性はハキハキした人が多い。恋愛は策略をめぐらすより,素直にぶつかる方が好かれる。開拓時代から女性も貴重な労働力のせいか女性は強い。離婚率も3位。離婚しても白い目で見られることもなく「なんとかなるっしょー」とさっさと別れるが、現実の生活は厳しい。女性の喫煙率は30年連続で圧倒的に全国トップ。北海道なら女性も堂々とタバコを吸える。明治以来出身地の違う異型の混血を続けてきたためか、また武士というエリートの血が主幹をなしているせいか顔つきの整った人が多い。体格も比較的バランスがとれ長身、長顔、色白で、これが女性にあらわれるとなかなかの美人となる。歓楽街でも本土からの出稼ぎ者が比較的少ないのでハッとするような道産子美人に出会うことがある。またアイヌ人と和人との混血は急速に進んでいて、色白で、鼻高く、唇うすいヨーロッパ風の近代型の美男美女が少なくない。gooによるとご当地グルメ一位は断トツで北海道だった。

青森県 津軽弁「じょっぱり気質がごんぼほる」(負けず嫌いがダダをこねる、無茶を言う、強情をはる)「目覚ましの音におどろいて、おどろき、時間を見ておどろいた」目覚ましの音で目を覚まし、起きて、時間を見ておどろいた。「さしね」うるさい「ずくなし」根性がない「かちゃくちやね」イライラする「ちょーはいする」接待する 「どさ」どこへ行くのか「まいね」だめよ「んだっきゃ」そうだね「どんだー」うわぁ「えふりこき」見栄っ張り「せば」それじゃ「どんだ」なんてことだ「まねよ」いけないよ「あしたに」あんなに「めやぐだじゃ」気を使わせて悪いね「かちゃましぐね」うっとうしい「あずましい」気持ち良い「チャカシ」おっちょこちょい

(純情素朴の一言に尽きる、津軽美人、下品な話を好む酒癖の悪い人に怒鳴られた、十和田あたりは知識人が長期滞在する程、風光がよい、豪華絢爛「ねぶた祭」天地を揺るがす勇壮な太鼓の響きは夏の夜の闇を一気に破る。ラッセーラ)  

十三潟は鎌倉以来の良港で京都付近の商人も移住している。同時に人買い商人にさらわれた女の大群も送り込まれたきた。津軽美人の血にはこれらの影響が強い。体型は西部では京都型(長身長頭胴短長足色白細型)が多く、東部は東北型(短身丸顔胴長短足毛深い)となる。青森県にはいまでも西部の津軽衆と東部の南部衆の対立がある。東部と西部では性格が異なるが,誠実で温和で世渡り下手で,考え込むタイプが多い,テレ屋な点は共通する。頼まれるとイヤと言えないところがあり,研究熱心な努力家も多いが、普段は耐えているぶん酔うとガラリと人格が変わるので要観察。青森県人は概してお世辞は下手だが篤実で、勤勉てある。ねばり強さも高く評価されている。ただ少数の人に自閉症に近い、孤独なさびしがりやがいて、社会的に脱落する危険がある。ギャンブル好きでハマる人も多い。東部は物静かで、引っ込み思案な人が多いが、西部は陽気で積極的な出しゃばりのタイプが多い。「じょっぱり」強情で意地っつ張り、負けず嫌い。きびしい北国の自然に耐えた粘り強さ。この気風は津軽人の方によくみられる。全国トップクラスで体が大きいことと相撲が強いのは力士が多いウラ事情でもある。津軽人は周囲の状況に対応するが、南部人は回りを一切眼中にいれない。東北の中では進歩的で、意外に新しいもの好き。これは港町の歴史と出稼ぎが多いため情報が豊かなことが原因。感情が顔に出易いが、勤勉で真面目な人が多い、テレ屋だから、初対面には無愛想に見えるが人はいい。郷土意識が強く、人脈を重視する。金銭執着心は少なく、金にはおおまか。特質として武骨だが粘り強いものの、はにかみ屋でもある。男女間でも軽いつき合いが苦手で、遊びのつもりが本気になっているという硬派。方言はスゴイ。青森弁は古代の標準語であったが「なまりのため初対面の人と会うのは気が重い」48%と全国一位。勤勉で誠実で考え込んでしまう太宰治タイプでストレスからか、酒や塩分過多などで病気になつても我慢強さで乗り切ろうとするからか、日本で一、二を争う短命県。

岩手県「ほにほに、おしょすごと」本当に、恥ずかしいわ「おちる」降りる「なぐる」塗って「かす」破る「おもさげねんとも」申し訳ないのですが「きちゃきちゃ」得意顔で落ち着きがない「おすずかに、おぎゃありらんせ」(お気をつけてお帰りください)「ごしゃぐ」怒る「さんけ」三毛猫「せずない」忙しい、つらい「てんどわりんだから」(不器用なんだから)「まずね」それではさようなら「めげ (めごい)めんこい」可愛い

(宮沢賢治のイーハトーヴ、お人よし全国ナンバーワン、良い人が住む良い町が多い、寡黙・素朴・辛抱強く堅実に努力する、友人に最適、女性は夫に尽くす・遠野・大沢温泉・平泉よし)             

盛岡など内陸北部は粘り強い努力家だが,消極的で口数は少ないし,結構頑固でとっつきは悪いが,つきあっているうちに人柄が滲み出てくるタイプが多い。但し,不満が高じると酒の席で大暴れの危険が。「きんむくちょ」気むずかしくて言い出したらきかないといった反面、少々むらきのあるような人をいう。悪い人ではないが煙たがられる傾向がある。財界人や官僚として成功する人はあまり出ないが、詩人と政治家はあまた輩出している。「岩手の人沈深、牛のごとし」というのは、物事に動せず、冷静沈着な気風をさす。5人も総理が出ているが、何れも人を押しのけてなった訳では無い。彼らは全員、日本が難しい状況のとき皆から推されて総理大臣になった。南部藩(北上以北)と伊達(江刺以南)では性格が異なる。南部藩側は保守的で、よそもの意識が強いし、見栄っ張りなところがあるが、真面目な人が多い。消極的で引っ込み思案だが、地道にコツコツと努力するタイプだ。慎重で計画的だから、衝動買いも少ない。一方伊達藩側は、積極的で世渡りが上手く、商人的体質も結構強いしプライドも高い。全県的には忍耐強いが、決断力に乏しく、中央憧憬と反発心がある。初めての人に会うのは気が重い全国二位。とっつきにくいところもあるが、しだいに親切な人柄があらわれる。楽しみは映画鑑賞。「わんこそば」はお客に遠慮するスキを与えないもてなし料理だが、こういうおせっかいな親切の押し売りともとれる親切心をもっている。「チャグチャグ馬っこ」共に働く馬のつらさを共有し、馬といえども仲間という気持ちが強い。東海岸寄りには、直接京都型の血液が海上からはいってきたせいか、色白細形の美人が少なくない。岩手県人は毎日、まじめに頑張って、日々の充実感や家族の笑顔に幸せを感じる優等生。神仏や目に見えないものを信じる純粋な心と宮沢賢治の理想高い世界観とロマンティックな夢を持っている。不倫は絶対許せない75%と全国一位。 

宮城県「めっこはっこほり、いげすかね」詮索好きな人は大嫌い「なめる」すべる「おみょーぬず」おやすみなさい「ひきずりなまこ」色目「ちっちくちっちく」ザアザアと「どでんする」「おみょうぬず」さようなら「へっこ」早く来て「やん」いやだ「いきなり」思いっきり,すごく「なげる」捨てる「ばか(ばが)」ものもらい「うるかす(うるがす)」水に浸す「かます」かき混ぜる

 (淡白でサッパリおおらかで社交的かつ能天気 、良い)      

古代から近畿地方の開拓者が次々にはいりこんだところで、今でもその子孫が宮城県人の中心をなしている。江戸幕府は伊達藩の勢力を警戒し隠密スパイを入り込ませたので封鎖性を減少させ開放的な政策をとった。のんびり屋のマイペースで人当たりがいい。変に見栄を張ることはないがプライドが高く、フアッシヨンセンスに自信を持っている。新しいもの大好きだが飽きっぽい。こうと思うと人の意見に耳を貸さず、自分の考えを頑強に押し通そうとする。他人に軽視されると,それだけで絶交するほどプライドが高い。「おだちもっこ」少々おっちょこちょいだが、凄い事をする人間を指す、進取の気象にあふれた気性の持ち主。「いっつぷり」一途で一風変わった処のある人を言う。「伊達者」は、都会的、しゃれ者、様子のいい男を指す。由来は、秀吉の朝鮮出兵のとき伊達の軍勢は派手な出で立ちで都人を驚かした話による。宮城県人は金銭にはあまり固執しない。普通に暮らせるだけの金があれば働きたくないという考え。「働くのはつらいことだ」と思っている人は全国トップクラス。気候が温暖で土地も豊かなため、のんびりした人が多い。昔から「ズボラリズム」という言葉がある。意味はアクセクせずにノンビリが一番という訳。その為に「負け」に対する反発心に欠け直ぐ諦めてしまう。非常に保守的で慎重な人が多くて衝動買いも少ない。面倒くさいことやカッコ悪いことはしたくない。ビジネスも人間関係重視の土地柄だけに、信用されるに時間がかかる。独立心が旺盛で、粘り強さもあり、明るい性格の人が多い。気位が高い、また理想家肌の人も多い。大学のある町仙台には青春がある。七夕よし。江戸時代同様今でも都市と農村の文化落差は大きい。仙台藩主・片目の伊達政宗は「美人は国を滅ぼす」と追放したから,仙台に美人がいなくなったという茨城県水戸と同様な異説がある。

秋田県「えんじばり」我慢強い「とんじんまけた」おったまげた「ぬぎなー」暑いねー「ながまる」くつろぐ 「しねー」噛み切れにくい、しぶとい「なーもかもね」どうしょうもないほどだ「んだんすぎゃ」そうなのですか?「たぐらんけ」愚か者「腹つぇ」満腹「ほずねごど」大人げありませんね「いでのきゃのてやがすめ。まんつおどなしぐそさねまてれ」痛いとか、カユイとかうるさい。そこで大人しく座っていなさい「かんだぢ」かみなり「もじゃね」散らかっている様「しんけたがれ」神経質な人「ちんこかんちんこかん」赤子をあやす言葉「んだ」そうだ

(秋田美人、人の良さに風格がある、とても親切、気性が柔らかい、粘り強い、ガツガツしない、贅沢好き昼寝好き、魚も野菜もうまい温泉が豊富で祭も多い、国の重要無形文化財「竿灯祭」伝統の技の絶妙さは感動的、太鼓の響きが日本人の魂の奥底まで揺さぶる。ドッコイショー。秋田市民市場よし。大館・能代・男鹿・大曲・横手・湯沢・角館・象潟。空が良い・風景が透明で住んでいる人は純朴)

ライブドアリサーチによるアンケート結果、美人が多い県として1位は秋田、2位は東京、3位は北海道という結果だった。4位以下は、京都府、沖縄県と続きます。これを逆から見ると、ワースト1位が群馬県。全国各地での勤務を体験している大手企業の支社長,支店長や営業所長をはじめ営業関係者800人のアンケートでは一位秋田、二位東京、三位福岡、京都、新潟、北海道の順。小野小町の出という「秋田美人」は昔、渤海国人が屡、出羽の海岸に着いたこと、また、西廻り海運の航行による人間の渡来や古代畿内人の血が移され、それが雄物川の酸性の水など環境順応でメラニン色素が少なくなっていったのが一因か。コケシ型で丸顔、鼻は高くなく口は小さく色白で皮下脂肪はやや多く胴は長くて手足は太い。毛深くない。雄物川上流地方には典型的な古代京都型美人が見られる。男性は京都型の低血圧質に属する人が多く、わりあい繊弱で肌がきれいな“やさ男型”である。秋田の男性が秋田型でない女性と結婚したり、秋田の女性が違った地域の男性と結婚すれば「触発現象」によってとてもよい子にめぐまれるという。口数の少ない生真面目な照れ屋。人が良く「NO!」といえないところがある。真面目すぎて根を詰めて悩むことが多い。自殺率全国2位。若いときは感情の起伏が激しい人も。経済観念があまりなく、見栄っ張りで遊び好きでいい加減な一面も。女性はしとやかなタイプが多いが気が強く、自立心旺盛なため離婚率は高い。「秋田の着倒れ・食倒れ」といわれる。これは秋田人は「贅沢」つまり消費性向が高いということであるが、もともと「着倒れ」は京都、「食倒れ」は大阪だから、秋田が如何に関西との繋がりが強かったことを表している。東北のなかでは珍しく初対面を気にする人が少なく、開放的。遊び好きで、好奇心が強く、流行にも敏感だから、新しい物好きだ。また、見栄っ張りだから、冠婚葬祭も派手。米に恵まれている為、ノンキで、マイホーム型のロマンティストも多い。歴史的に裕福だったせいか「おれもやらないからお前もやるな」という競争より横並び意識が強い。結構、勉強熱心でもある。全国に先駆けて小人数学級へ移行した。全国学力テスト二年連続一位(2008)。横並びのためか落ちこぼれも少ないが東大入学者も少ない。特質としては粘り強さもあり情熱的だが、仲間意識が強く、保守的な面もある。楽天性と内向性を併せ持つ。一世帯年間酒類購入額はダンゼン一位。2広島・3富山。平均寿命は全国最低レベル。原因は酒と塩分の取りすぎ。化粧品の一番売れない県。必要ないから当然か。持ち家率は全国二位ながら預貯金残高はかなり低い。快楽に惜しみなく金をかける性分のため。睡眠時間の長さと女子の身長全国一位。皆東京へ行く。

山形県「かまねでけろ」かまわないでくれ「ささほーさ、ぶずぐした」めちゃくちゃ壊した「じょさね」簡単だ「てきない」つらい「うがい」多い「おもしゃい」おもしろい「がす」食い意地の張った「ッス」とつけ、敬語にしている。やまがだざ どごさ あんだッス「わらわら たねでよ」OR 「ちゃっちゃど たねでよ」急いで探してよ「はら へらねがッス」おなか すかない?「け」たべて「く」いただくわ「落ちる準備すっべ」降りる準備をしよう「う_こっわい」わー疲れた「てれる」はずかしい「やばつい!」つめたい!「おしょうしな」ありがとう

 (親切で人情的、野暮で誠実、融通がきかず単純純朴、道徳的風紀的にやかましい、三代同居、家父長制が残る。人間関係を大切にする。男性上位。酒田山居倉庫と海鮮市場食堂おいしい町・鶴岡よし) 

「野暮で誠実」正直、嘘が嫌いできちんと筋道を通す。口下手で不器用だがコツコツと努力する。一見ぶっきらぼうで社交的に振る舞うのは苦手ですが、相手を信用すると「酒でも飲んでけ」と胸襟を開くのが山形人の特徴です。地方独特の習慣に縛られていると思いきや、意外にも結婚式はご祝儀なしの会費制。合理主義的な精神も持っている。この会費、安くて3,000円。高くても1万円というから「参加しやすい」。300人くらい集まっちゃうのも山形じゃ"ありがちな光景"だというから、名古屋よりも人の数では豪勢かもしれません。ちなみに山形人が弱いのは「権威」。医者や学校の先生には頭が上がらない。誠実で正直、我慢強くなにごとも時間をかけて追究していく山形人気質は、NHKの朝ドラで視聴率第1位の記録を持つ『おしん』にも描かれている。この『おしん』は世界59カ国で放送され、アジア圏における人気・知名度はダントツ。エジプトでは放送中に停電が起こり怒った視聴者がテレビ局で暴動を起こす騒ぎも発生したとか。いわば世界に最も知られた日本人像は「山形人」なんです。山形女性は「仕事を持つ奥様が多い県ランキング」で全国第1位。庄内美人、古くは羽前美人といわれた。色白の、ぼってり型で、方言の中に京都弁が混り、心やさしく動作もおだやかだから、男の心をとらえずにはおかなかった。庄内地方では、いまでも他県から赴任してきたサラリーマンの70%が現地結婚をする。お隣秋田では「嫁をもらうなら山形から」と言われるほど、働き者で仕事好きな女性がとても多いのです。内陸部はコツコツと努力を重ねる地味なタイプが多いが、酒田では調子の良すぎる派手な社交家がいる。どちらにしても,権威に弱く金銭感覚にはシビア。気が弱く,口数も少ない。とにかく、堅実で勤勉。衝動買いも少ないし、地道にコツコツ努力する人が多い。「鶴の恩返し」のモデルは山形女性で粘り強いく、忍耐強い「おしん」タイプの働き者が多い。保守的で、人間関係を重視するところだ。恩義に対してよく報いる気持ちは、西南の役で戦死した鶴岡藩の人々の行動によくあらわれている。維新のおりに西郷との契約て戦端を開かなかった恩義に報いるために、十年後に西郷軍に加わって死を選んだのである。上杉藩の勤倹貯蓄を奨励したのをはじめ、山形には紅花商人が、酒田にも豪商36人衆がいた位だから、商人気質が強く、金には細かいから貯蓄志向も強い。娯楽に浪費しないが、見栄っ張りで、門構えも立派だし、冠婚葬祭は派手で「娘3人持つと家が潰れる」といわれる程。特性として純朴で独創的だが、反面、野暮ったく鈍重、消極的で気迫に欠ける。普段は争いごとを嫌うが芋煮会では別。道徳的に厳しいため社会から脱落する人も多い。自殺者発生率、家出人発生率ともトップレベル。交際費は全国トップ。一回の電話時間が日本一短い。車がないと移動が困難。 

福島県「おもいさま、きめっこする」思いっきり強情を張る「こわい」疲れた「やっこい」やわらかい 「ずない」大きい「あいぶ」行く「おちる人がしんでから乗ってください」降りる人がすんでからお乗りください 「いまに」OR 「まず」さよなら「{きめっこする」拗ねる「しょうし」恥ずかしい「たまさかなえ」久しぶり、まれに「ほいど」アホ「までえ」丁寧に「わかんね」だめだ「さすけねえ」大丈夫

 (伝統を重んじ、目上の人の言うことを聞く、頑固、よい温泉多い・のんびりとしておおらかでお人よし・善人・会津若松・磐梯山、愚直な侍かたぎ)  

圧制で有名な三島通庸は徹底的に旧武士勢力をたたきつぶしたので県内にあった開放性は消え各集落だけでこそこそ相談するような気風ができた。したがって医学者のような努力の積み重ねによって大きな発見や貢献をする仕事に向いている。野口英世のように孤独で頑固、閉塞的な人が多い。おとなしいが義理堅く人間関係を大切にし、めったなことでは人を裏切らない。また要領は悪いが,正義感が強く女性にはやさしい。無駄遣いはしない。全県的には保守的で郷土意識が強いことと方言を気にするため口下手な人が多く、社交性が少ない。但し、いわき市を中心にした浜通りは、港町が多いだけに気は荒いが、開放的でおおらかな、さっぱりとした人が多い。気っ風もよいし、買い物にも威勢がよい。福島・郡山の中通りは少し頑固だが社交的で陽気で新しいものに対する関心も強いし、都会的な柔軟なタイプが多い。郡山は会津瓦壊後、西日本士族が入植し大阪風の闊達で明るい商業都市として発展した。一方、福島は関西弁を嫌う風土で郡山ほど価格にこだわらない。会津地方は情に厚く、地味で誠実。我慢強いが頑固で閉鎖的な面もある。人情話にもろく白虎隊に涙する。百年後の今も薩長を許さない。会津若松の小原庄助さんのように朝寝、朝酒、朝湯で人生を楽しくすごしたいというのが福島県人の本音。そのためには周囲の人も楽しませることが必要でサービス精神旺盛で自然と人から好かれる。ギャンブルに金を使う人もいるが、「子供の教育には生活をきりつめても金をかける」が全国一位。福島の女は関東型の骨ばった人が多く、しっかり者が多い。美人は少ないが会津付近にはなかなか秀麗な人がいる。

茨城県「ごじゃぺだっぺよー」ダメだORどうしようもない奴「ごじゃ」あほ、ばか「いしけぇ」ダサイ「いじやける」ムカツク「いびる」炒める「だベー、行くベー」「だっぺ」語尾「おめほ」あなたが住んでいる辺り「おらほ」私の住んでいる辺り 「つうぺーこうぺー」引き分け「うそうそ」落ち着かない「へんかかえす」 口答えする「ぱっつら」ピチピチ「でれすけ」だらしない「じゃんぼORじゃーぼ」葬式「~すっぺ」~しよう「おどめ」子供「しゃで」弟「よばる」人を呼ぶ「しゃーめ」仕方がない「ぶすくれ」ぶあいそう「(動物)+め)なぜか動物の名前には「め」が付くのです。犬→『いぬめ』、猫→『ねこめ』「よがっぺ」いいだろう「めど」穴<用例>『けつめど』「ぶっこく」うそをつくOR屁をする「どどめいろ」土色ORおうど色「おっぴろげる」開く「つっぺる」池や水たまりなどに落ちること「ぶっくらす」殴る「だっぺ」でしょう
 

(口下手でまじめ、金や物事にこだわらないが怒りっぽい、ブスの県と言われているが美人も少しいる)           

水戸の領主を天下の副将軍と名付けるのはあながちウソとは言えないが,テレビドラマのように諸国をめぐり歩くことは一度もなかった。家庭によって正月三が日は餅を食べずにうどんを食べる,または焼いた餅と塩鮭を一緒に食べるなど,めずらしい祝い膳がある。保守的で見栄っ張りの人が多い。敬語が使われないため言葉がやや乱暴で、とっつき難く見えるが人はいい。真面目だが口下手なうえ冷静さにも欠けるため,誤解されやすい。人の顔色を伺うことが苦手で,金や物事にこだわらない。県南部、西部は北部に比べて,のんびりしたおおらかな人が多いが、水との戦いの歴史があるため辛抱強く粘りがある。「茨城の三ぽい」は怒りっぽい、忘れっぽい、飽きっぽい。水戸学の影響の「水戸の三ぽい」は怒りっぽい、理屈っぽい、骨っぽい。我が強く激情型だが、根は単純で熱し易く冷め易い。又、気候は温暖、土地も豊かだったから、保守的で、親や年長者の力が強いし、家柄や格を重視する。義理人情タイプが多い。見栄っ張りで、冠婚葬祭も派手。たとえば近火見舞い(きんかみまい)。同じ地区内に火事があると、なぜか親戚や知人が燃えたのはうちじゃなく数百mも離れていたが、ある親戚は一升瓶5本も持ってきた。そのほか、孫祝い。親戚および近所の人たちに子供を披露する儀式である。私の場合は、約40名を呼んだ。結婚式のようなもので、招かれた人たちは祝儀を持ってきて、帰りには引き出物を持って帰ってゆく。式の中には、各自の挨拶はもとより酒を飲み飯を食いカラオケまで行われる。式中、客の席にまわって子供を近くで見てもらい、見せる人とその後ろにおぼんを持った人の2人で回る。客は金をポケットから取り出しおぼんに載せる。私の住んでいる地区だけの儀式かも。正直な人が多く、人に媚を売ったりしない。純粋で素朴で正義感が強いため、社交性に乏しい。「いばらぎけん」というと怒る。「いばらき」または「えばらき」。「い」が発音しにくいらしい。一世帯あたり納豆の消費代が全国トップ。ペットフード購入額一位。献血率は埼玉県と同率の最下位である。男性は女性に対していばる男尊女卑の風潮が強い。「オイコラ」巡査になる人が多い。ちなみに水戸は、仙台、名古屋と並んで日本3大ブス産地といわれている。体型は骨ばって身長低く丸顔、低い鼻胴長短足が多い。関が原であいまいな態度をとった常陸藩主佐竹義宣54万石は家康によって秋田20万石に転封された。異説によると、その際、美人だけを連れて行ってブスは全部、地元に捨てていったためという。 県の魅力度ランキング最下位。

栃木県「だべ」語尾「きかない」気が強い「しこる」格好つける「なす」置く、返す「おめ、早くしねえといじやけちまうぞ。この、でれすけが」早くしないと怒るぞ、ばかものめ「降んなかんべ」降らないだろう)。「いじやける」腹がたつORじれったいORイライラする「しこる」格好つける、「こわい」疲れている「きかない」気が強い「~したっくれ」、~すると「とーと」しょっちゅう「ごじゃっぺ」でたらめ)「暑いなーい」暑いなあ「だいじ」大丈夫

(なまりがキツク、口下手、ぶっきらぼうに言うので悪印象だが、真面目でお人よし、地味で堅実、約束は守る。女性が強い)

一言で言うと「いぶし銀」タイプ。恥ずかしがり屋が多く話し下手だから,最初の印象は良くないが,つきあっていくと味わいの出る人が多い。素朴で誠実。個性は強くなく、要領もあまりよくないが味のあるタイプが多い。正直で真面目、律儀で堅実だが,慎重すぎて積極さに欠けるきらいがある。気性の荒い北関東地域にあって,茨城や群馬のような際だった個性はみられず,穏やかな印象を持たれている。こうした中で,県民性として,強気と弱気,打算性と非合理性,反抗性と消極性,向こう見ずとだらしなさ,といった二律背反の性格が混在している。足利氏と新田氏の歴史のように同じ地域の人が対立し、足を引っ張り合って、ついに滅ぼしてしまうという栃木の県民性がある。県北は保守的,宇都宮など県央は自意識が強く,県南はフランクな人が多い。全国でも栃木県ほど特徴の無い県もめずらしい。江戸時代、栃木県は10以上の藩や日光領幕府領が入り乱れていて利害がなかなか一致せず独自の県民性は希薄で形成されにくく、性格はバラバラで個人尊重の差別意識のない優柔不断・流されやすい傾向となった。廃藩置県後も全国で唯一13ものたくさんの行政区分が入り乱れたため文化が育たなかったし、県としてのまとまりも生まなかった。栃木県人はでしゃばらない控えめの人たちで、全員が列の最後尾につきたがり、リーダーシップをとる人がいないので、まとまりがつかない。それに対して女性は「しっかりしなさい」と背中を叩くタイプ。美人は少ないといわれる。県の知名度低く馬鹿にされる。栃木県では男女の垣根も低いためか、公立小中高における女性管理職・校長教頭の比率は富山県とともに全国トップ。他県人は出されても逃げる「しもつかれ」はご馳走。宇都宮に陸軍第14師団があり、出征した中国で食べたギョウザを日本でも食べたがったのか、一世帯あたりのギョウザとせんべい年間購入額全国一。栃木県民の楽しみはギョウザの後にせんべいを食べること?

群馬県「だんべ」だろ、語尾「なから、なっから」たくさん「はぁ」もう「ぶっこぬき」似ている「うなる」文句を言う「おっぺす、おっぱめる」下品な言葉「そらっぺ、でんぼ、まんから」うそ

(無鉄砲めてっこうじな男、ギャンブルとクルマ大好き、金は生きているうちに使え!、義理人情を大切にし、裏表がない、空っ風とカカア天下)

戦国の後、家康は北の要塞として上州を重視した。多くの譜代大名領、400以上の旗本領、さらに天領、寺社領と細分し互いに監視牽制させた。その上、封建的制約を解いたため領主同士のにらみ合い、村と村との争い、さらには、いり込んだ街道筋の多くの宿場が無宿者の溜まり場となり、遂には関東の吹き溜まりとなつた。文化は根付かず、闘争的で刹那的(賭博)な気質が育った。「かかあ天下とからっ風」は上州人の女性自慢。この地方では養蚕以外のめぼしい産業が発達せず、この仕事に向いていたのが女性。男性が働かなくとも暮らしが成り立ったから、国定忠治同様、男はギャンブルに向かう。日照時間が長いこともあって、陽性で熱しやすく冷めやすい。気は短いが優しい。新しいもの好きで、金は生きている中に使うものという現実主義。ホットでウェット。敬語が使われず言葉が荒く、気性も荒く,マナーにも欠けるから,粗野な印象を受けるが、メンツにこだわる義理人情型が多い。陽気で,裏表もなく,金にもおおざっぱで経済観念がうすい。明朗で淡白、正直で、かつ、ムードに乗りやすいタイプが多いから、昔からセールスし易い地域で「新型車は群馬で売れ」と言われる。絹相場で鍛えられた才能か政治大好きで選挙では権謀術数が飛び交い、足を引っ張ったり、裏切ったりとさまざまの波乱が起きるのが恒例。「上州女に美人なし」は乾燥した空っ風が吹き荒れる中、活発に働くので顔が荒れるためで、心は良い。声が大きいのは、からっつ風の強さと関係がある。江戸時代の絹の道のおかげで畿内との往来が行われたので関東型の骨ばって赤ら顔、低身でガニ股の人に混じって色白長顔細型の美人も県東南部には少なくない。群馬県の女性は働き者で、江戸時代から『男性に代わって家計を助ける』と言われています。それで、群馬県では美人、不美人の両方について、話題になることがあまりない。群馬県では価値観が違うのでしょうね。人口当り乗用車保有台数トップ。最下位は東京。基本健康診査受診率一位。群馬県民は、ギャンブルはするけれど・・・健康な身体で平穏に暮らしたい!らしい。

埼玉県「あってこてもねえ」とんでもない「ころがし」普段に「ばらをひく」悪口を言う「時代」季節「すけべえかー」助けましょうか「すがきいてる」気が利いてる 「かてろいなあ」仲間に入れてよー「あかんべがしきんね」納得できない「ととろずく」戸惑う「そうなん」そうなの「そりっぺ」そそっかしい

 (温和で、親切、のんきで、楽天的、流行に敏感、ダサクない、自分を埼玉県民だと思っていない)  

「手のかかる子ほど可愛い」というが埼玉県人はそれ。埼玉県所沢市出身の所ジヨージという人がいる。この人もお気楽な埼玉県人の典型で、根が親切で温和、お人よしで、マイペースで楽天的のんびり屋。値段も聞かずに高級車を買い集める。埼玉県人はお金の計算がドンブリ勘定で有名。金銭感覚はおおざっぱ。昔からのベッドタウンであり、埼玉県は"お江戸"の外郭都市として発展してきた土地。東京の北区や葛飾区の延長のようになってしまった。典型的よそものルーツの県で、出生時からの住人は2割しかいない。8割の他県出身者で、多いのは東京、群馬、福島、新潟、の順。群馬や新潟が多いのは、昔から中山道や三国街道で繋がりが強かった為、当然、県民意識も薄い。江戸時代、2千余名の領主によって支配されたこともあって、団結心や連帯意識に乏しいし、郷土愛も少ない。勤労者世帯の教養娯楽費は全国第1位。個性の無いのが特徴だが、強いていえば、流行に敏感、楽天的でのんびりしている。全国一晴れの日の多い県でもあり、農業に適した土地。情熱や粘りに欠けるが、実直で寛大、柔軟性があるから付き合いやすい。包容力があり、平凡だがおおらかなところも持ち合わせている。ノーテンキでバカ騒ぎをして自己満足する。欲がなく消極的で,自分さえよければというところがあり、協力してどうにかしようという考えは出てこない。とはいえ悪気がないので誰にも不快感を与えないトクな人柄です。但し、埼玉県で,唯一,先祖代々からの定住者が多いのが秩父地方である。非常に封鎖的で封建的な性格をもっている。寒さが厳しいこともあって、気性が激しく、根性もある。秩父の人たちは素朴で誠実,温和だが内部に激しさと根気ある実行力を秘めている。秩父夜察り(12月3日)では驚くべきエネルギーを見られる。そこの人々は平野部の人を同じ県民とは思っていない。人がいい代りに偉い人は出ないところである。美人は少ないが、全体としては整ったほうに属する。埼玉県人は東京に対する憧れが強いぶん自分の県に妙なコンプレックス持っているため「どこの出身地」と聞かれると東京のほうと答える。埼玉県人にとって東京で東京人のような顔をして遊ぶことは最大の楽しみで、彼らは東京人よりも東京プレイスポツトに詳しい。ただ、東京人でないのがバレルのが怖くて、道に迷っても決して人に訊かない。通勤電車劇混み。

千葉県「ぶんなぐる」食べる「ぶっかける」割る「おいない、おいねえ」悪い「がんだ」不良品「わら」おまえ「ほちほてる」浮かれてふざける「やろう、とうきょっぽだっぺ」あいつは東京に住んでいる人だ「のぎらく」のんき

(東京に対するあこがれが強い東京人になりたいがなれないのだ、やる時はやるが遊ぶ時は遊ぶ、浮気に寛大全国ナンバーワン)     

千葉は日本各地の石器が発見されており、古代から東西交流の要所だった。また黒潮に乗って諸外国の文化が流入していた。千葉は古代から住みやすい土地だったのですね。温暖で、周囲700kmを海に囲まれ(海水浴場81カ所は全国第1位)、自然環境に恵まれながらも首都東京に隣接するなど、たいへん住みやすい地域。近年、リタイヤ後の田舎暮らしを求める人が増えていますが、田園生活を送りながらも、東京や海外に素早くアクセスできる千葉は、定年後の定住希望がとても高い県です。とりわけ環境と医療が充実した鴨川は「全国・月10万円で暮らせる豊かな町&村ベスト10」で第2位に選ばれた。また標高500m以上の高地が存在しない唯一の県で、その平均標高はわずか40m。このため田畑も多く海産物や野菜などの生鮮食料品にも恵まれています。農業出荷額は全国第2位、牛乳生産量第3位、水産加工品生産量第3位。一人当たりの県民所得も第5位。千葉県人の大半は千葉都民という人種で、西北部に住んでいて東京と深いつながりを持っている。そのためか郷土意識は殆ど無い。県政には無関心。市町村議選挙の投票率はいつも40%。南東部では70%。粘りに欠けるうえ,全体的に弱気で流されやすい。明日の生活をエンジョイしたいタイプが多いから,目先のことしか考えない。したたかなで結構打算的。北部は堅実で真面目な人が多い。8割が他県出身者で、東京、埼玉、北海道、茨城の順。北海道が多いのは漁業の関係、茨城は、昔からの繋がりが強かった為。県北(安房)は祖先を同じくする徳島(阿波)からの移住者が多く、江戸との交流が盛んだったから、しっかりしたタイプが多く、理想家肌な人が多い。南部・東部の人は義理人情型で,細かなことにこだわらない,明るくておおらかな楽天家が多い。気候が温暖、土地が豊かだったから、物事にこだわらない、人のいい楽天家が多い。その分、女性はとに角よく働く。順応性があって付き合い易い。上総奉公は次三男が江戸へ出て奉公する体制順応型をいう。土着の房総人は、ひとことでいえば"あけっぴろげ"。裏表がなく情に篤い。細かなことにこだわらない楽天家で、欠点も含めて自分を表現することに長けています。言いたいことはハッキリ口にする。千葉県人は自由奔放でエネルギッシュ、ときおり「なにをするかわからない」怖い魅力がある。1996NHK全国県民調査では不倫許容度ランキングはダントツで千葉は一位だった。不倫もギャンブルも全国一寛容な地域。南東部では昔から周りが当たり前にやっていた。それはともかくセックスが好きな地域で男性は腰が軽いし,女性も尻が軽い。二位東京、三位鹿児島。千葉は『金権千葉』と呼ばれている。都会でないのに家が建ちすぎ。「郷土(千葉県)が好き」というのは全国ワースト二位。一位は埼玉。県の社会福祉費は全国最低を静岡と競う一人2.74万円。(2008)最高は長崎5.7万円。サッカー柏レイソルの応援サポーターが礼儀行儀が悪くフイールドに暴れこむので防護柵を導入。運転マナーが悪いのはよく知られていて、シートベルト着用率全国ワースト一位をキープし続けている。家計調査年報で即席ラーメン購入額全国一位。カップラーメンの新商品を食べるのが千葉県人の密かな楽しみなのです。

東京都(クール、ドライ、スマートな人間関係つまり他人に干渉せず、浅い人間関係でつきあう、社交性はある)

東京砂漠とは不愛想さをさす。何事にも淡泊なこと。カッコ良さを大事にする。もともとの「江戸っ子」は1割ちょっと、85%の人は他県出身者で、多いのは新潟、神奈川、静岡、千葉、北海道の順。それでも、東京には大都市独特の「都民性」があり、上京して東京暮らしを始めた多くの人が、この色に染まります。その最たるものは、他人に干渉しないクールさでしょう。付き合い方はサッパリしている。マンション・アパートの隣の住人の名前さえ気にしない。この徹底した「個の尊重」こそ、東京という都市が生み出した精神性ともいえるのです。実は個人が個人として尊重される場所であることは、東京が大都市であることの証です。これは世界のどの大都市でも共通に見られる「都市文明」。ビジネスや音楽、文学など、多くの「個人の才能」が花開く精神的土壌となっているのです。東京は大きく下町、山の手、多摩に分けられる。もともとの「江戸っ子」は、陽気で人情味があるが、思い込みが激しく、自分が間違って居ても反省せず、見栄っ張りで義理堅いのが特徴。下町には、この「江戸っ子」気質が残っている。山の手はよそよそしいといわれる。これは明治維新の時に、薩長土肥の連中が入って来た時に山の手が生まれたから。マナーはいい。多摩の人は年齢も若く、都民の歴史が浅いから、都民というより立川市民、八王子市民という市民意識が強い。共通するのは、裏がなく、淡白なところと行動力に欠ける点。他県移住者と江戸っ子との混在のため、職場でも学校でも県民性がぶつかりトラブルが生じる。それを避けるため無感情で没個性的な傾向となる。つまり八方美人という性格。明日はどうなるか、ということばかり考えている。日本の殆どの有力企業の本社があるので、一人あたり預貯金高780万で全国一位。「宵越しの金は持たない」は継承。「生活を切り詰めてお金や財産を残したい」と「お金は人間を堕落させる汚いものだ」と思っている人は少なくて全国最下位。所得・貯蓄ともに全国第1位。世帯当たりの負債額は777万円で全国第1位。住宅・土地のための負債では2212万円でこれも第1位。東京は人が集中しているため地価が高く、全国平均の11万円/m2に対して45万円/m2と4倍もの地価。ザ・リッツ・カールトン東京が開業し、話題のスイートは1泊210万円という破格ぶり。都市圏と地方との地域格差が問題視されています。この格差、どのくらいあるのでしょうか? 平均月給最高額は東京の37万円。最低は青森の22万円。15万円もの"格差"。東京と地方の経済格差はすごい。だが、持ち家比率は全国47位と最低。東大入学者数一位(2001年度)2240人、2神奈川389人、3兵庫290人、4愛知220。通報から病院収容までの時間はワーストワン、最短は香川県。それでも、所得の高い仕事が集まるため、よく働き、稼ぎ、貯め、大きく使うのが東京人なのです。したがって、モノやサービスを見る目は厳しく、良いものにはスパッと大金を惜しみません。祭だ、火事だというと飛んでいくのは江戸っ子ですが、新東京人は隣で盛大なお祭をしていても「我関せず」と暮らしている。そして雑誌や口コミから情報を得て、自分が他人からどう見られるかを計算し、「理想の東京人」を演じる。刺激が強くテンポが早い都会生活は、りこうそうな美人をつくる。表情筋が緊張し、姿勢がよくなり、そのうえに洗練された好みや化粧の技術が加わるので、東京人は美しそうに演出されている。また全国から美人が流れ込んでくる。総務省による婚姻率調査では一位。東京では結婚のチャンスが多いということ。東京は住みにくいとよく言われる。理由は「物価が高い」「高い家賃」「人やクルマが多い」「大気汚染」。生活費総合指数は一位東京、2位神奈川、三位京都四位大阪。こんなに暮らしにくくても、住んでいるのは高い給料の仕事が多いから。(有効求人倍率は全国平均だが、賃金格差は全国一位。)仕方がないから住んでいるという東京人には哀愁が漂う。しかし、東京には「一旗揚げる」というような、チャンスもたくさん集まっています。自分の才能を信じて努力することを忘れない多くの成功者を生み出しています。何でも手に入る。文化は最先端。レストランは美味しい。大病院は近くにある。家賃が高い。人が多すぎる。家がギチギチ建っていて窮屈で見通しが悪い。上場企業の都市ランキング一位東京都 19300 、2. 大阪市 364 、3. 名古屋市 160、 4. 横浜市 92以下有象無象。??.熊本県 07  ← えっ!?中央集権国家だねえ

神奈川県 浜っ子は語尾に「じゃん」(ではないか)をつける、湘南は「べ」をつける、山間は「け」をつける。語尾に「よー」をつける「いかんべー」いいだろう「こわい」固い「アニー、アンネ」兄と姉 「まちょう」まとも「いっそく」百「つけとく」乗せる。

(東京コンプレックスを持っていない唯一の県民。東京は田舎者の集まりと見抜いている。)                

淡泊できさく。おおらかで社交性に富むが,なにかとカッコつける。やや神経質で繊細、ときには軽快を通り越して軽薄な人もいるが、全体として明るく、社交的で、努力を惜しまない人が多い。仕事より興味や遊びへの浪費が多い。新しいもの好きで流行に敏感。情報にもうるさい。センスの良さは自他共に認めるところだが、格好をつけるきらいがある。横浜は新しいモノ好きでプライドが高い。相模は柔軟な人が多いが,やはりアンチ東京。湘南はプライドが高いが,アンチ横浜の東京志向。神奈川女性は総体的にプライドが高くヤキモチ焼きなのでもし裏切ると手痛い目に遭う。「はまっ子」は「じゃん」とか「タンマ」という方言を使うが彼らは方言だとは思っていない。それは神奈川は地方ではないという認識だから。解放的で好奇心が強い気質、港町という地域性自由な気風、ハイカラ気質もある、その反面、他府県に比べ郷土意識が薄い。進歩的、社交的だが、利己的で計算高い。横須賀の「スカッ子」はすまし顔の「ハまっ子」に対抗心をもつている。排他性はまるで無く柔軟でオープンです。神奈川県人は裏がなく本音で付き合う。江戸時代から外国人を含めていろいろな人を見てきたせいか、人間観察眼がずば抜けていて「すぐれた人」とそうでない人をシビアに差別します。社交家なので表には出しませんが心の中で瞬時に区別する。県職員給与は愛知県と並び全国最高800万円。最低は沖縄630万円。

山梨県「よっちゃばれー」集まれ「ごっちょ」ごくろうさん「ぶんだす」歩いていく「ぎんめがきく」値が高い「やせったい」忙しい、落ち着かない「食っちょし」食べてはいけない「ごんぼうず」食いしん坊「わりィね」ありがとう「悪かったじゃん」ごめんなさい「てっ!」すごいね「ほォずらァ?」そうでしょう?「どォいで?」どうして?「せえせえどォ」退屈だ「ほおんナ」その通りです「つける」載せる、積む「とぶ」走る「はんで」早く・急いで「パンパンけーる」早く帰る「しんでいい」しなくてもよい「あげる・あげた」嘔吐する「こわい」かたい「あこ」あそこ「無尽」

(粘り強くしたたかでソロバン上手、政財界に取り入るのがうまく、見極めて動くやり手、飲み会大好き、八ヶ岳山麓清里野辺山・河口湖・白洲の水)         

幕府天領であったため、勤番づとめとして江戸の不良武士の配流のように転任の地となった。はみ出し連中が為政者となったのだから領民が苦しむのは当然である。領民は自然の厳しさと悪政に耐えながら江戸時代を生きていた。また武田信玄は孫子の語「疾如風、徐如林・侵掠しんりゃく如火、不動如山」をその理念としたのも甲斐の地域的性格を表現した。甲斐は峡のことで狭いという意味。甲府盆地を除いて山又山である。少ない物産の取り合いから闘争心が生まれ、無から有が出ないと悟れば外に求める。ゆえに略奪的商売根性が生ずる。それが甲州商人である。その甲州人が幕府勤番の圧迫が無くなると、堰を切ったように江戸や横浜に進出し、信玄時代の闘争心を爆発させて、甲州財閥の砦を造り、権力や武力には勝てぬが、商人気質なら負けぬとばかりに、明治維新後の東京の電灯(東電)や交通機関(東武)を一手に握る。売ることを相手を打ち負かす「打つ、負ぶせる」という考え方の甲州商人は甲州人自身が「メカチャカモン」(りこうでずるく、すばしっこい、金に細かく、負けず嫌いで、執念深い)と呼ぶほど、ずるく、地元でも嫌われた。これは悪条件下に生まれた者の宿命的な知恵であって、あまり悪くいうべきことではない。とにかく、甲州人の中には、こうして他国で憎まれ、軽蔑され、ねたまれ、一面恐れられながら、勤勉に、ときに大胆に立ち働いて成功する人が少なくなかった。山が多く、平坦地が少ない為、次男・三男は他の地域に出て行く宿命にあったから、勤勉で、行動力も旺盛、人に頼ろうとしない独立心も強く、頑張り屋が多い。金には細かいが、保守的で見栄っ張り。隣近所と張り合うため冠婚葬祭は派手。閉鎖的な一匹狼的なところがあり、やや協調性に欠けるが、相性?が合えば極めて強い信頼関係が生まれる。縦の関係を大切にする。流行には敏感で、流行遅れを気にする。働き好きで負けず嫌いで、仲間意識が強い。略奪的な精神面つまり自己中心的だから協調性・円満性に欠ける。一回でも世話になった人には生涯かけて尽くす義理人情に厚く東北人に似た勤勉さと根気強さがあるが、東北人と異なる点は金に細かく,相手の顔色を見る計算高い打算的な面と上昇志向の強さ。一人で三つ四つの無尽に入っているため旅行や飲み会と出歩く。交際費と交際時間の多さダントツの全国一位。社長輩出数第二位。一位福井。うわべと内面は大ちがいという本音を隠した言動をするのが県民の特質。体型は筋骨質で顎骨の張った小柄な人が多い。美人はきわめて少ない。謙虚で、自分に対して厳しいが、これは山梨県人全体を通じていえる。

新潟県「のめしこき」なまけもの「ごめんください」結婚式や公の場で行う挨拶言葉「じょんのび」のんびりする「あたけるな」ふざけるな「せつない」疲れた「やいやいやいやい」まあまあ、どうもどうも「ガン」「もの、こと、の」などの意コレオメノガンラカ。(これ、おまえのものか)ミレ(見ろ),ネレ(寝ろ)「バーカ」ひどく、すごく「クレル」やる(あげる)」と「くれる」の使い分けがない「ズル」動く「スグイグスケ/イクッケマッテレヤ」すぐ行くから待っていろよ「ミテラ」…みたいだ「ソンツァガンシラネワイヤ」そんなもの知らないよ「イトシゲラノー」かわいらしいねえ「だっけ」だから

 (雪国のため、働き者の反面、楽天的なのんき者には厳しくあたる。女性は世話好きで情に厚い、角栄道路に驚く新潟市内を貫く高架片側三車線37Kmノンストップの一般道)

意外に知られていないのが「新潟は何地方か?」という帰属。JRは西日本(県西部)、電力は東北、気象庁は北陸、NHKでは関東甲信越と、ちょっと不思議な県である。新潟で生産されるお酒のうち、吟醸酒や純米酒などの特定銘柄の占める割合は54%もありうまい酒造りでは第1位。銘酒が数え切れない新潟県はとにかく勤勉。酒は飲むが保守的で金銭的にも堅実で遊びも地味。雪が多い地域性から、粘り強さ、従順さ、実直さがはぐくまれ、頼まれれば嫌といえない越後人の特質が生まれたとされる。物事を慎重にとらえる実利主義。「毒消し売り」や「獅子舞い」で代表されるように、コツコツ努力するタイプが多い。「頼まれれば越後から江戸まで米つき」昔の米つきは、なかなか骨の折れる仕事で、人の嫌がる労働も厭わず出稼ぎに行った。北海道やハワイ、カナダなどにも出て行ったが、特に東京に転出した人が多く、東京の他県出身者NO1の県。都内の米店豆腐店、銭湯などの経営者には新潟出身者が多い。農業県だけに保守的で流行も遅い。但し新潟市は新しいもの好きで結構見栄っ張り。律儀でお人好しだが、地味で実利的。反面陰気なところがあり、口下手でとっつき難い。「新潟では杉の木と男の子は育たない」長男を別格に扱う習慣があり、母や姉や女手がチヤホヤするため、甘えん坊で自立心に乏しく涙もろい新潟男子ができあがる。一方、長男を立てることを幼少期からしつけられる女子は忍耐強く自立的でありながら世話好きで情に厚く従順な家庭、両親、夫思いの性質になる。女性に対する教育は不熱心。いわゆる新潟美人は畿内型の血をひいている。豪雪と米作りが忍耐強い県民性を育てた。当然離婚率は低く全国一位。しかし怒りを抑え世間体をとりつくろうストレスからか自殺率も全国最高。また県外移動希望のアンケートでは希望する人が全体の4%と極めて低く、「新潟がイチバン」と思っている人々が多い。生粋県人(両親とも新潟人)率日本一。


富山県「あほんだらー」「だらー」富山県人にとって最高の悪口。なまけもの勤勉でない。「なあん」いいえ「うい」だるい「どんだくれ」怠け者、新潟県では酔っ払い、石川県では道楽者を指す「だちかんぞ」ダメ「さっくい」人なつこい「いちがいもん」一本気「かねこおり(る)」
つらら。氷。「したるい」しめっぽい。「かめる」皮膚がただれる。「からすがい」こむら返り。「こそがしい」くすぐったい。「だやい」だるい。「ひきたつ」のぼせる。上気する。「ふたふた」肥えている様子。「やめる」痛む。病める。「うぞい・うぞくたい」悪い。ひどい。むごい。粗末だ。意気地がない。情けない。苦労だ。「じゃけら」派手過ぎてけばけばした感じ。「だいつ」おしゃれ。あか抜けがしていること。「どかどか」泥とかあかがついて汚れている。「につく」似合う。「あぐちをかく」あぐらをかく。「かいど」家の前。戸外。「ごぼる」雪や泥の中に足がはまり込む。「つまつまと」ゆっくりと。徐々に。「なごなる」横になる。ねそべる。寝る。「ねまる」すわる。「まつかる」巻きつく。まつわりつく。もつれる。「あごたたく」よくしゃべる。おしゃべりする。「あめこく」お世辞を言う。へつらう。「あんにゃ」お前。「けなるい、いずましい」うらやましい。「だんない」差し支えない。かまわない。よろしい。心配ない。「なあん」合の手のようにして用いる。「はちはん」気がねがいらないこと。おおっぴらなこと。「はまる」おごる。飲食を振舞う。「よすけむく」そっぽ向く。横を向く。知らん顔をする。「あしめる」期待する。あてにする。「あっかりする」ひと安心する。「あわあわ」着物などをだらしなく着ているさま。「ちゃかちゃかする」落ち着きなく動く。「ちゃちゃくちゃ」むちゃくちゃ。めちゃめちゃ。「いきそる」びっくりする。驚く。「いとしぶい」気の毒だ。あわれだ。「うざくらしい」いやらしい。いとわしい。「えごふく」不平不満をぶちまける。手前理屈を言う。「おうどうな」ぞんざいな「かたい」おとなしい。実直だ。「かたがる」傾く。「きときと」生き生きとしたさま「くっちゃ」行きます。「こうしゃ」器用なこと。利口なこと。「さがねる」探す。たずねる。探し回る。「しんころめ」ひどい目に遭う。「ずこいきり」生意気な者。「そんぐり」全部。「だいから」なかなか。全然。まったく。

 (とにかく猛烈に働く、お金にシビアー、お金を貯めて立派な豪邸を建てるのが一生の目標、一本気で融通が利かない、魚料理がうまい、氷見漁港市場食堂)

富山藩は加賀藩の支配下、凄まじい農業政策を強いられた。野菜と雑穀の混食を主食に、住居の大きさを制限され、衣服は木綿のみで旅行は禁止された。とれたコメの半分は加賀へ持っていかれた。加賀は栄華を満喫し富山は生きるために必死に働いた。だからとにかくケチ。これは裕福でも体の続く限り働いたまじめで一途な「越中富山の薬売り」以来の伝統。(昔「越中強盗」は成功を嫉まれたため)。政治や行政になにも期待しない粘り強い努力家。遊びや趣味などの一切のムダな出費をしない細かい実利主義者(安田財閥)でもある。真面目でコツコツ努力する長距離ランナー型。「越中の人、陰気にして智あり」と人国記にある。真宗信仰のため勤勉で厳しい道徳観念を持つ。向学心も人一倍。お金持ちが多い。「持ち家率全国一」である。豪邸を建てても「あとはのんびり豪邸生活をエンジョイ」とはいかない。金持ちでも怠けることなく死ぬまで骨身惜しまずもくもくと働く。経済的執念は強く、つまり拝金主義で孤立的で陰気、社会性欠如ともいわれる。ずば抜けて勤勉な気性と、忍耐強く努力をつづける。しかし、この県の人には社会性にやや欠け、孤立的で自分自身を理解させようと努めないために敵をつくりやすい点がある。但し加賀寄りの県西部は柔軟な人が多く、協調性もあるから付き合い易い。県央の呉羽山の西(呉西)高岡は関西系、呉東富山は関東系。二位秋田三位石川を大きく引き離して日本一預貯金率が高い。教育にも熱心なため進学率も高い。10万人あたり図書館数トップ。ノーベル賞受賞者12人中4人までが富山県41号線沿いから出ている。持ち家ランキング一位。広い家でキチンと暮らさざるを得ない雪の深さもあるが、富山人は80坪以上の敷地のない家は家とは呼ばない。うさぎ小屋?。平均床面積全国一。出火率日本一低い。なかなか本音を出さない県民気質。

石川県「理屈なもんもろて、いんぎらぁと、していくまっし」すばらしい物をもらったからゆっくりとしていきなさい「がっぱになる」がつがつ「きすをする」酒を飲む「お静かに」気をつけて「あんやと」「きのどくな」ありがとう「じゃまないけ」大丈夫.「おんぼらぁと」ゆっくりと、ゆったりと「おいね、おいや」そうなんだよ「もみじこ」たらこ「だらぶち」ばかたれ「りくつな」かしこーい,「かさだか」大げさな「しょもない」味が薄い「いさどい」えらそーな

(おしゃれな文化、品のよい暮らし、もてなし上手で自慢したがり、殿様タイプ、プライド高い、高級料理、北陸最大の贅沢県)                 

えんじょもん遠所者に対して排他的。「役人はエライ」というオカミ意識がある。メンツやしがらみを非常に重んじる。(昔「加賀乞食」は,いざとなったら,どうしてよいかわからず,物乞いをするという意味)見栄っ張りで,結構プライドは高い。人当たりがよく,優しく包容力がありそうに見える。しかし厳しい道徳観念と人間観察眼を持っているので、金持ちボンボンのおっとり気質と思っていると手痛い目に。なかなか本心を明かさないので,何を考えているかわからない。消極的で、おっとりした人が多い。これは百万石を守るため徹頭徹尾、文芸にうつつをぬかし遊び呆けている印象を幕府に与え、控え目で、ことを荒立てなかった歴史が生んだもの。だから進取の気持ちは少ないし、行動力や決断力に欠ける。当然、会議などで自分の意見をはっきり言う人も少ない。慎重で温和しい人が多いが、忍耐強い。また、保守的で見栄っ張りだから意外に高級品も売れるし冠婚葬祭も派手。金沢の結婚の豪華さは天下一。金沢には財産三分法の(金が貯まったら骨董品、不動産、商売に分散する)とか(財産を造ると趣味に生きる)と言う言葉がある。加賀藩の頃から脱藩者が一人もいなかったほど豊かな土地柄。生活の満足度は全国一だし、コセコセせず、文化を大事にする。全県を覆う温柔な気風や、反応のスローモーさもまた京都風である。ただ、江戸幕府に日本最大の外様大名として入国した前田家は、徳川幕府の監視の中で長い間苛められてきたり、他の地域との交流が少なかった為、よそものを遠所者(えんじょもの)と言って中々受け入れない。石川県は加賀と能登の二っから成っており、県民性にも若千の相違がある。一口にいえば、能登地方は、金沢を中心とする南部に比べて保守的であり、開発が遅れていて消極的だが、人柄は誠実で信義に厚い。能登と小松など南部は,ど根性タイプが多い。能登の人は金沢と違って遠所者にやさしく「能登はやさしや土までも」とうたわれる。小松から嫁を迎えた金沢の家は親戚から村八分にされる。石川県は「加賀は天下の書府なり」と新井白石を羨ましがらせたほど、本が多い。今日でも情報ツールの所有率が高い。パソコン、ワープロ、ファクシミリ、電子手帳、テレビ、ビデオデッキ、ビデオカメラ、携帯電話、カーナビとこれらすべてにおいて所有率が全国一。平均住宅面積はトップクラス。預貯金額3位。保険掛金額2位。さらに新聞を2紙以上取っている家庭の率は2位、生涯学習の講座受講者の比率が日本一。何か勉強していないと落ち着かない県民性。日展入賞者の割合がダントツの日本一。美術館への入館率もトップクラス。人口あたりの病院ベッド数一位。金沢の食べ物は何でも美味しい。「変化のない穏やかな生活が一番楽しい」全国一位。女性は整った顔の人が多い。「男は女より優れている」と思っている人の率が日本一。それも2位以下に大きく差を付けて46%もの人が「男は女より優れている」と答えた。


福井県「いじくらしい」にくたらしい「けなるい」うらやましい「てなわん」気が強く一筋縄ではいかない警戒すべき人間「おちょきんする」正座する「かてーけの」「かたいけの」お元気ですか達者ですか「はよしねま」怖い言葉ではない。早くしなさい「~eま」~しなさい『行きねま』『やりねま』という具合。「おぞい」悪い「おとまし」惜しい「ほやほや」そうだね「うら」私。複数「うらら」「ひっでもんに / へっでもんに」とても、すごく「ほやほや / ほやってのぉ」そうですね

 (女性の経済観念がしっかりしてよく働き、気が強い)

越前と若狭ではだいぶ気風がちがっている。越前は「はしかい」目先がきく上「てなわん」したたか、適応性はすぐれているのに要領がいいだけ、理想家肌の人も少なくないが、人を統率して大成功を収める人が少ない。若狭は人情にあつく、人なつこく整った京都型の細身の人が多い。馬鹿正直で従順といわれる。海洋的で開放的な一面ももっている。さて、一筆啓上火の用心 おせんなかすな 馬肥やせ福井藩本田作左衛門のように家族への愛情と世間体重視の見栄っ張り。冠婚葬祭、仏壇、住宅など目に付きやすいものに金を張り込む。負けず嫌いの頑張り屋。(昔「越前詐欺」は,越前商人の成功に対する嫉み)普段は温和だが,逆境にも強い。結構つき合いが多く遊び好きで,ギャンブルにハマることも。だが福井女性は経済観念がしっかりしているので安泰。女性は強いと言われるがカカア天下ではなく、越前女というときは、内助の功を強調する響きがある。勤勉で堅実で抜け目ないし、粘り強く行動力もある。金には細かいが、保守的なところから冠婚葬祭には結構、金をかける見栄っ張り。新しいもの好きで、流行も早い。男性は向こう気が強いが、カラッとしている。福井の県民性形成の上に、真宗蓮如の及ぼした影響は多大で、争い事は避ける体質がある。有名な永平寺はあまりにも超俗、超脱に徹底し過ぎていて付近の住民を教化することはなかった。やはり農民には他力信仰、念仏三昧のほうがわかりやすかった。越前商人はイヤだと思っても強く抗議せず、自分に損なことはやらず、顔で笑って心で切り、二度と近づかない。これを「裏切りの福井」と映る。荘園文化の中で育まれた若狭(南部)は明るい人が多く、楽天家も多い。ただ余り社交的とはいえず、目立たないが要領はよい。石川県と岐阜県に面した越前国は勤勉実直で粘り強い越後気質。要領のよさもあるが臨機応変さと適応力から商売に成功する人も多く、福井県は「社長輩出率」全国一。「誰にとっても生まれたところが一番」という思考は福井県には存在せず「福井県こそが日本で一番住みやすい」と思っている。一世帯あたり生命保険全国一位。


長野県「ずくやんでちゃだめ」ずくとはやる気・根性、やる気のないのはダメ「みやましい」きちんとしている「あて」役立たず「しょびしょび」ピチピチとした「はしゃばしゃ」さっぱりとした「もう、ささらほーさらじゃ」メチャクチャ、泣きっ面に蜂「おしずかに」ごゆっくり気をつけて「しょうしい」恥ずかしい「せう」言う(せったか、せわねか、せってみろ)言ったか言わないか言ってみろ「まっつぐ」まっすぐ「もうらしい」かわいそう「血が死ぬ」打撲した際に内出血した部位(青くなったところ)「血ぃ死んだ」と使用

 (インテリで理屈屋が多い、くそまじめな理想主義、遊びもきちんとやる。新しいもの好き、革新が強く中庸の人に厳しい、軽井沢・駒ヶ根・安曇野・蓼科・松本・清里よい)

真面目を通り越して,冗談も通じない堅物。頑固で融通が利かないから,つきあいにくい。形式主義が好きで理屈っぽく議論好きで,何事にも裏付けを求める合理的人間。何がなんでも、自分の正しさを押し通そうと議論するのが県民の特質。たしかにこの県の人は理屈っぽい。筋を通すといって、どうでもよいことまで理屈をこねたがる。新しい事に飛びついて行く進取の気質がある(東急)。寡黙で実行より理論先行型の理想派肌で、妥協しない弧高を潔しとする独立独行の精神を持つ。いたってマジメで誠実、そして独創的な人も多い。個性的で特異な人が多い。県人がよく結束し、相互扶助もさかんである。これが後進を励まし、よく指導して、成功者を多く出すもとになった。「信州の小提灯」という言葉もある。これは頭を出したものを盛り上げるのではなく、われがおれがと提灯を持つ意味。頑固で、団結よりも各人の理念を優先する。よそ者への排他性は強い。男女平等意識は強い。中高年パワーは強い。やや社交性・協調性に欠けるのが玉に疵だが、とにかく真面目で、曲がったことが嫌い。勤勉で誠実で辛抱強い。生活も堅実で、金には細かいが、耐久消費財の出費は惜しまない。仕事とプライベートな生活を、はっきり区別する傾向が強い。だから付き合いも縛られる事は無い。寺子屋が全国一多かっただけに、教育熱心で、研究心も旺盛、淡白で活発な人が多い。長寿全国一なのは規則正しい生活をしているから。北に行くほど内向的,但し県南の飯田あたりは情緒的な人が多い。公民館、博物館、美術館の数は日本一。公営ギヤンブルのない県。美人も多いようである。規則正しい生活を送っているせいか平均寿命が長い。ガン死亡率が全国最優秀。以下、大分・岡山・熊本・沖縄・福井・滋賀・三重・宮崎と続く。最悪は青森。東京・大阪・埼玉は危ない。2009。なぜか万歳三唱が好きだ。結婚式では必ずやる。ところで、松本と長野の対抗意識は強い。市の象徴は長野市は善光寺、松本は松本城。他の県なら高崎と前橋、浜松と静岡、神戸と姫路といったところ。もともと松本は筑摩県の県庁だった。松本は廃藩置県により県庁の座を長野に奪われた。元は異なった県だから他国意識があり、それ以来ライバル意識が芽生えた。川中島の戦いでも本拠地は長野は上杉謙信、松本は武田信玄。400年経っても川中島の戦いはつづいている。松本ボンボンと長野びんずる祭りはどちらも8月第一土曜で張り合っている。自然に囲まれ風光明媚だが車がないと不便。


静岡県「ちいとばか、たこっても、ええどこじゃない」少しぐらいサボッてもかまわん「ちんぷりかく」すねる 「ずら、だら」語尾、でしょう?「っけ」過去形「ばかけっこい」とてもきれい

(のんびり、穏やか、おおらか、楽天的、少しぐらいサボッても気にしない、浮気にとても寛大、裕福だからのんべんだらりとしている、だから住み良い・松崎町)

緑茶に含まれるテアニンというアミノ酸はカフェインに含まれる興奮作用を抑制し、アルファ波が出現しリラックス効果がある。緑茶の購入額一位の静岡県民は明るく陽気で、思い詰めたりせず物事をのんびり構える気質で順応性が高い。優柔不断ではっきりしない面もあるが、おだやかなので誰からも好かれるタイプが多い。体型は東海型で楕円顔、色やや黒く、胴長短足、毛に余り濃くない。伊豆、駿河、遠江の三国の人情は相当ちがっている。性格の明るさと積極性では遠江、駿河、伊豆の順。民度の高さでは駿河、遠江、伊豆の順。人間のよさでは伊豆、駿河、遠江の順である。静岡など県東部駿河はちびまる子ちゃんタイプ。ノンキ者でマイペース独創性に富み友達つき合いが上手。ちょっと見栄っ張り。人情味があり開放的かつ楽天的でおっとり親しみやすい気質。(「駿河乞食」は,どうしても食えなくなったら物乞いするという意味)季候は温暖、山海の幸に恵まれ、水も豊富、土地も豊かな為、勤勉だがノンビリの上、おっとりタイプが多い。淡白で開放的、金にも大ざっぱ。協調性があり,誰からも好感をもたれるが,「長いものには巻かれろ」式体質で、自己主張がなく優柔不断で,覇気がなく,引きずられる傾向が強い。「まあ、なんとかなるだろう」から「だめなものは仕方がない」へと他力本願からあきらめへと何事も淡白。:静岡市など中部は「やめまいか」(面倒なことを嫌がる)、浜松市など西部は「やらまいか」(チャレンジ精神が旺盛)案外、自意識が強いところがある。伊豆はそれ以上にノンキ。「貧乏になれば餓死する」。これは何もしないからで、消極的に一途で一本気。温泉にでも入りに来てくれて金を落としてくれるだろうと考えている。浜松など県西部は行動力もあるし根性もある。(「遠州泥棒」は,遠州商人の成功が嫉まれたため)ギャンブル好きだが,のめり込むことはない。「カラッ風」で気性は荒いが、積極的で新しいものにも関心が強い。全県的に開放的で、協調性があり、付き合い易い。静岡県人は金を貯めこまず、すぐ消費・浪費してしまうのでメーカーのテスト販売がよく行われる。遠州地方はホンダ、スズキ、ヤマハなど日本を代表する企業を生み出した。遠州独特の精神風土の「やらまいか精神」は「よしやってやろう」「失敗をおそれずにやってみよう」という「先取り精神」のこと。江戸時代の浜松藩は教育熱心で、加えて交通の要所であったことから様々な人と文化が入り交じり、先端産業が発展した。プラモデル出荷額はシェア89%でダントツの国内第1位。ヤマハに代表される楽器はシェア61%で第1位。自動二輪は66%で第1位です。お茶は生産量・生産面積ともに日本一。また静岡出身Jリーガーはシェア11%で第1位。県の社会福祉費は全国最低一人2.65万円。最高は長崎5.7万円。少々肥り気味だが割に整った美人がいる。道路がガタガタ。

愛知県 「昔は名古屋弁ちゅーたら、そりゃコメディアンの南 利明だったわなあ。その後はあのタモリだわ。サンザン名古屋弁をこき下ろしてまってありがとね。さゃーきんでは名古屋弁っていゃあ、総理を狙う男兼メダルかじりの河村たかしだにゃあきゃあ?「どぇりゃーこぎったもんで、むっちゃー値打ちだぎゃあ」「はよ行かんとさゃあがええもんのうなってまうぞ」(早く行かないといいものはなくなってしまいますよ)「きゃーてちょーす」書いてください「ほかる」捨てる「行かまい」行こう「たーけ」ばか「つくねる」積み重ね「ぞぞけがたつ」鳥肌がたつ「でら」とても

(お値打ちとは質・量・価格が揃っていること、ドケチ、勤倹貯蓄を美徳とするドイツ的、頑固、人情的、照れ、嫁入りはン千万円かかる・渥美町)

とにかく愛知県人は「お値打ち」を尊ぶ。驚くほどたくさんの喫茶店がある。名古屋で唯一褒めるものがあるとすれば、モーニングかもしれない。モーニングコーヒーには老年夫婦や家族が総出で繰り出す。コーヒー\300~\400でパン・玉子・サラダがついているしバイキングもある。喫茶店は回数券が盛んで「一安・二量・三味」と言われるように、物価も安いし稽古ごとも熱心。ういろうと味噌カツと土手焼きが名物。合理的な性格の人が多く、わが国ではドイツ人が一番多く住んでいる。反面、保守的で、新しいものに対する関心は薄い。ブランド大好き。「家を持たない男は一人前では無い」といわれ、格式や家の対面にこだわるから「娘3人持てば家が潰れる」と言われるくらい冠婚葬祭はド派手で全国一として名を馳せている。信金には婚礼費用の積み立て預金メニューまである。結婚情報誌の調べでの平均婚礼予算は東海地区398万円」。しかしトップは460万円の福島。それほど名古屋が高いわけじゃないが、これにも裏がある。というのは、結納から新生活準備費用までを入れると、名古屋はずば抜けて高い。いまでも大量の婚礼家具を紅白の寿タレ幕に包んで配送されるお国柄。家具のみならず家電製品・クルマにまでお披露目します。娘一人あたり1,000万円から3000万円を用意する家庭もザラ。日々の貯蓄がどっと使われるというわけなんです。やっぱり名古屋はすごかった!ではなぜ、婚礼に奮発するのか?愛知人は普段は倹約家ですが、ただの見栄っ張りというわけではなく、婚礼費用には財産贈与の意味もあるのですね。仮に1,000万円を現金で贈与すると、贈与税は231万円。贈与税は祝物にはかからないため無税で贈与できるというわけです。どけちー。よそものは信用される迄に時間がかかるが、信用されると極めて緊密な関係を大切にする。尾張(名古屋など県西部)はつきあいにくさは日本一。自己主張はしたくない、控えめをよしとする。本音は言わず、おだてにものらないし,金にも極めて細かい。浪費を軽蔑し,格好など気にしないから,流行を追うこともない。もちろん,ギャンブルやってもほどほど。ひたすら貯蓄を愛する生活堅実派。愛知は三天下人を輩出したことでも知られますが、そのアイデンティティゆえか自分流を貫く人が多いのが特徴。名古屋出身の「イチロー」も、あの独特の振り子打法を2軍時代に生み出し、当時のコーチの修正要求にも応じなかったのは有名な話。しかもメジャーに渡ってからはあっさり振り子打法を捨て、少年野球時代のフォームで打っているというのをご存じでしたか?。名古屋人は工夫と集中の才に長けてるんです。ほとんどの人がトヨタを買うように地元産業への愛着心は非常に強い。三河(岡崎豊橋県東部)は頑固だが,尾張よりはつきあいやすい。明治以降、名古屋を「中京」というが、王城の地であった事はない。信長の生まれた(1534)から徳川家康の没した(1616)80年間に一国一城の主になった者が数百人に上ると言われ、その半分が尾張・三河出身の士族であり、江戸時代の3百諸候も元を糺すと、この両藩の血筋である。因みに明治維新時の283藩の中、尾張出の藩が32、三河出の藩が119を数え、後の明治新政府の「薩長土肥」と呼ばれた藩閥人事以上のもので、国史上では異例のことであった。日本を動かす大人物を出した尾張・三河の血は、信長秀吉の天下統一、家康の徳川政権に拠って日本全国各地に散らばり、現在でも脈々と生き続けている。ちなみに今の日本は一見平等社会に見えるが、現実には彼らの末裔による門閥で結ばれた貴族社会が完成している。県職員給与は神奈川県と並び全国最高。800万円。名古屋は水道がそのまま飲める。味噌煮込みうどんとか味噌カツは美味いが味が濃い。ところで、あまり一般には知られていないが、愛知県には日本で、珍しい奇妙な祭りが数多く、しかも公然と残っている。黒石寺蘇民祭(岩手)・おんだ祭り(奈良・明日香村)・川崎市金山神社「かなまら祭り」も有名な奇祭だが、小枚市にある田県神社の「へのこ祭り」と近くの大県神社境内姫宮社の「おそそ祭り」も奇祭である。前者は神体であるとてつもなく巨大な男性の象徴を神輿にのせて、「おおへのこ、おおへのこ、県の森のおおへのこ」と揉みながら渡御する男の祭りで、後者は女性の象徴に似た木の根っこを積んだ神輿をかつぎ、蛤の山車がそれにつづく。突然、この大蛤が口を開き、中にはいっている巫子が守札をまく原始性器崇拝信仰の女の祭り。

岐阜県「ごぶれいします」お先に失礼します「かんこうする」考えておくという意味だが断るときの言葉 「かんこうしょ」観光案内所ではなくトイレ考えるところ「がばり」画鋲のこと「やお」だよ

(穏やかではあるが用心深い、恥ずかしいと、その気はあっても遠慮する、消極的で保守的)郡上八幡ぐじょうはちまん徹夜で三日三晩踊りとおす「郡上おどり」クルッテル、高山市は京都風の景観,光記念館よし

岐阜といえば長良川の鵜飼を連想するが日本書紀に出てくるくらいに古く日本各地で行われていた。飛騨は日本でも一番純朴で篤実な人情が残っている。「何を考えているのか、わからない」といわれるが保守的で実直・素朴・おおらかなのが特徴。勤勉で何事にも堅実。。飛騨の人は小さな事にはこだわらない楽天性、勤勉で素朴な性格を持つ。高山市は大阪府と香川県を上回り,日本一広い市である。美濃は絶えず戦場となってきた歴史から落人武士が住み着いたため性格も武士気質。質素倹約と質実剛健、敵に寝首をかかれないための用心深さがあった。温厚で人当たりは良いが、中々人を信用しない用心深さは残っている。尾張藩相手の歴史から、ややしたたかさも特質。流行は気にするが、すぐ飛びつかない。勤勉で勉強熱心な努力家が多い。経済観念が発達しているから物価も安いし、暮らしやすい。「むっつりスケベ」のように観察していて、ムラなところがあるが、人当たりが良く、社交的だから、付き合いやすい。冠婚葬祭は派手。但し西濃(県南西部)は新しいもの好き。県南は「輪中」(木曽川の氾濫が多く,自分の村だけを堤防で囲った)の歴史から,視野が狭く,大きなまとまりよりも身近で小さな仲間内を大切にする傾向と共に自分本位なところがある。見た目は柔和だが芯は閉鎖的で自己中心的でずるがしこく、要領よく立ち回る金銭に厳しい合理主義者。自分にメリットのないことはあまりしたくないが、でしゃばることもない。日帰り旅行人口割合日本一。泊りがけ旅行二位。一位は神奈川県。県内にはいくつも行政が建てた箱モノ施設が目白押し。それだけ住みやすい自分たちの土地を愛してやまないお国柄。政治的にも保守王国。岐阜県人はお盆・正月の帰省が非常に多く、都会に出ている人々も必ず岐阜に帰る。「飛山濃水(ひざんのうすい)」という言葉の通り、美しい水と山に恵まれた日本の故郷の原型が、いまでも多くの岐阜県人の心に宿っている。

三重県「とこひき」うそつき「やに」ですよ「やってんか」ください「にぎりめし」ぼたもち「つる」もちあげる「つらい」申し訳ない「ふたかわめ」二重まぶた「かんぴんたん」干からびたこと「ごーわいた」腹が立った「おだっている」調子に乗る

(のんびり、協調性、だますことやうそつきを嫌うので人の信頼を得るようにまじめで正直な堅実さを好む、良い)

伊勢神宮に守られた三重県人は良くも悪くも中庸で温厚、明るい人柄。風光明媚な温和な気候と女性神のためか温和で優しく無個性、つまり影響されやすいこと。北部は名古屋に、南部は大阪に。伊勢商人として有名なのは蒲生氏郷.が松阪に転封された際、故郷の滋賀県日野から根こそぎ商人を連れて行ったのが始まり。近江商人らしく、そのビジネススタイルは「薄利多売」ではなく良い品質を丁寧に作り、お客さんに喜んでもらい地道に稼ぐ。例えば肉の芸術品松阪牛。松阪からは三井はじめ大企業の創業者を輩出している。三重県人を上司に持つと、部下の個性を認め伸び伸びとやらせてくれる。性格の温厚さから進退窮まった時は乞食になるという意味の「伊勢乞食」は伊勢商人の成功が嫉まれたため。伊勢神宮があるので他の地域との交流が盛んで、先進的で明朗な性格が生まれた。また伊勢商人は、江戸に出た人も数多い。江戸川柳で「伊勢屋、稲荷に犬の糞」というのがあったくらいで、今も海女さん達は全国各地へ出稼ぎしている。合理的で努力型、穏健な上、常識的な人が多く、几帳面さも持ち合わせている。勤勉で粘り強く、好奇心旺盛で行動力もあるから、チャレンジ精神も旺盛。反面、個性に乏しく女性的でとっつきにくい。あまり積極的に主張したりしない。周りの目を気にしすぎるところがあるが,真面目で正直で明るい。変な野心もないため,周囲からの信頼も厚い。大人しく見えても結構負けず嫌い。上野,名張など内陸部は気候が厳しいこともあり根性がある人が多い。南部は素朴で保守的。NHKの調査でも「この地方の自然や気候はつらくない」がダントツの一位。また「地球にやさしい自治体ランキング」では三年連続一位。おだやかな性格の県民である。


滋賀県「きやんす」来られる「おおきに」ありがとう「ほっこりする」疲れる、疲れがとれると両方に使用される「おしずかに」おやすみなさい「あんない」まずい「あかしん」いけません「だしかいな」遠慮しないでどうぞ「だんない」気にしないで

(相手・自分・世間の三方よしで倹約して勤勉、地味でおとなしい、長浜)

湖南湖東は朝鮮から来た大量の渡来人によって拓かれた。わらしべ長者は世界を制する。彼らはまず近江の物産を背負って売り歩き、売り尽くしたらその土地のものを買い別の土地でそれを売るという渡世人だった。近江で作った蚊帳・麻布・畳表・縮緬・薬などを、全国各地を行商し、成功を納め、江戸時代には大阪や、京都に大店舗を構えた。昔から「琵琶湖の鮎は外で大きくなる」といわれる。琵琶湖では成長しても10cm足らずだが、他の川に放流すると倍の20cmに成長する。これは買い手売り手世間よしの三方よしを理念とする「近江商人」と似て、外に出て成功するが、地元に止まる人はそれ程ではないといわれる。常に歴史が通過した地域。「近江の千両てんびん」勤勉で積極的な近江商人は天秤棒一本がっちり担いで諸国に出かけ,他国で成功すると,国に戻っても大きな家住んだり贅沢をすることをせず質素倹約の生活をして子孫に資本を伝えることを第一とした。不必要な寄付もしないといわれる.この事から初心を忘れずに物事にあたり,最終的に成功を遂げる商売の秘訣とその精神をさして,この言葉が語られている。近江八幡市の町並みを見ても大した邸宅はないが内実は何十億という資産家で東京大阪で何百億という年商をあげている人が多い。「近江泥棒」は、近江商人の他県人にまねのできない勤倹力行・克己忍耐しての成功(西武や伊藤忠や丸紅、高島屋、大丸、ワコール、日本生命、ヤンマー、住友金属、商船三井、西川産業など)が妬まれたため。性格としては、勤勉で正直で曲がったことを嫌い、禁欲、宗教心も厚い。無駄遣いをせずギヤンブルもしない。積極的で粘り強く、数字にも強いから計画性もある。貯蓄志向は高いが、必要な時の出費は惜しまない。先見性があり、思慮深くて堅実。連帯性が弱く、こすっからい。 ちょっと性格は暗いが,とにかく真面目。いつもニコニコしているが,内面は頑固で負けず嫌い。研究心旺盛の頑張り屋だから,逆境にも強い。何事にも冷静で思慮深い。NHK「昔からのしきたりを尊重すべきだ」では滋賀県がもっとも少ない。ボランティア活動年間行動者率では一位。青年海外協力隊者数100万人あたりでは3位。自然災害が少ない。琵琶湖しかないけど癒される。民謡がないのはのんびり民謡を歌っている暇もないほど金儲けに忙しかったため

京都府 ●えらい、お人どす→偉い人 ●えらい人どす→多くの人出●えらいことした→とんでもない事をした●あぁえらぁ→あぁ疲れた●えらい怒られた→きつく怒られた「えらいこっちゃ」大変な事だ「おおきに」ありがとうではなくノーサンキュー「ゆっくりして、お茶でも飲んで」早く帰れという意味「あらへん」無い「しもとく」かたずけておく「あんじょう」丁寧に・上手に「おぶう・ぶぶ」お茶「ほんなら」それなら「おいない」来なさい「おいでやす」いらっしゃい「かなん」いやだ・かなわない「おちょうず」お手洗い「ひやこい」冷たい「ほっこり」ほっとする「めっそうな」どういたしまして・とんでもない「ちょちょこばる」かがむ姿勢(女性的で) 「わやや」 さっぱり・無茶 *わやくちゃ「いぬ」犬ではない。帰る「かまへん」かまわない「おいない」来なさい「~どす」~です「やつす」めかす「おひとさん」知り合いの人・お客さん「ほたえる」あばれる・さわぐ「てんご」いたずら「いけず」いじわる「しんどい」疲れた「うっとこ・うちとこ」わたしの家「へんねし」ひがむ・すねる「おぐし」髪のこと「べべ」着物「せんぐり」次々と「きやはる」来られる「すか」はずれ「ややこしい」わずらわしい「しんきくさ」じれったい、もどかしい「しるい」ぬかるみ「そない」その様に・そんなに「しょうちせん」許さない「しょうもない」くだらない 「おいでやす」いらっしゃい               

(はっきりとものを言うのは野暮、考えている事と言う事を分ける裏表あり、歴史の教訓から奥が深い芸者を囲っている坊主は常識 )

長い間、日本の中心だっただけにプライドが高く、見栄っ張りで冠婚葬祭は派手。歴史を大切にするから、家柄や風格を重視する。いけず精神「よそ者には徹底的に冷たい」という強い閉鎖的排他的でよそ者を排除する。例外は学生さん。多くのユニークな文化人を生んだ。意外に進歩的なところもあるが、排他的、中央志向性が強い。京都ほど政治権力や金力ではなく、貧乏でも学者と芸術家をたいせつにするところはない。古い物を大切にすると共に、新しい物に対する意識も強い。それが京都タワーのアンバランスを解消し、革新府政を推進する力である。柔和な感じで、社交上手な人が多い。冷静さもありものの言い方も慎重。京都人は冷徹な一面を持つが冷酷ではない。いま正午の時報が鳴っていても、「十二時とちがいまっか」と遠まわしないい方をする。 はっきり物をいえば損をするという観光地・商業地の性格と、うっかり物をいうと危倹な目にあう政変の地という条件が、こうした表現法をつくりだしたのだろう。百貨店でよく「京都うまいもの会」などが催されるが、行ってみると、まるで漬物と保存食の会である。 この漬物は昔は京名物の粥に調和した食品で、京都に多い寺の食事が市民生活に影響したものである。しかしそのほんとうのところは、倹約、質素な京都人の食生活に適していたのだろう。華やかなようでいて、戦乱の非常時にも耐えられる習慣が保持されているのは興味深い。総務省の家計支出のうちで食料費にかける割合では全国一高い。外食支出も3位と高い。1位埼玉2位東京。住居費より外食費が多いのは京都と加賀百万石石川だけである。平安貴族の美食の証が現代にも伝わる見た目も美しい高価な京料理が今でも存在する。気心は繊細で、遊びの精神を持ち合わせている。何事にも贅沢だが,クールで,極めて計算高く,したたかな面をもつ。豪壮雄大な気性が少なく、緻密繊細な人が多い。「二枚舌の京都」といわれたように,本音と建て前を使い分ける。上手な皮肉を言う。京都へ来た支配者が次々替わるため面従腹背の一面を持つ。賛成反対をはっきり意思表示しない。約束する時は逃げ道を作っておき、決して先頭にはたたない。「おもしろおますな」は全くおもしろくないという意味。「ぶぶ漬けでもどうです?」と口ではすすめながら、相手が断るのが当然と心得ているような意地悪な人づき合い術が存在する。(北部の福知山,舞鶴,綾部,宮津は兵庫北部と同じ)。京都型の人間は、一言でいえば朝鮮型に近いが、より細身で、長顔、青白く、毛深くない。この中から小野小町型の美人が出た。これに対して、郊外には引目鈎鼻の藤原型美人が出ている。大阪には「京女を好きになっても惚れてはならぬ」というタブーがある。京都をよく知る者は「街は好きだが人はちょっと」と敬遠する。男性は外向的でなく温和で内向的。ときに仏教の諦観が生活に深入りして積極性を失わせている。他者との関係を絶ち自己のうちにこもり向き合うとき、余人の及ばぬ境地に達する。人類に恩恵をもたらすし世界全体に通じる普遍性を得る場合もある。伊藤若冲、池大雅、湯川秀樹、田中耕一。京都人はみかど・天皇をもちさっていってしまった東京に対する反発が強く、大阪に対してはただただ下品な街と思っている。その他の県に対しては念頭に存在しないので何の関心も無い。京都人が「あの戦争で焼けて」というのは応仁の乱のこと。共産党員人口比率全国一位。人口当り大学数全国一。京都人の温柔さは社交的なゼスチゥアだけではなく、人なつこい温かさが仏教思想や高い文化によって培われていることを認めたい。観光客が多すぎる。

大阪府「なんでやねん」なんでだよ「ひとはパンだけで生きるもんやあらへん。かみさんの口から出る ひとつひとつのことばで生きるのや」「「姦淫」するな」言うて言われてきたことは、聞いてますわなぁ。そやけど、言うときます。だれでも、すけべぇなおもいで おなごを見るもんは、心のなかで もう姦淫してるんや。「あかんあかん」「かんにんな~」「かんにんして~」「まいど!」 「~やさかい」 ⇒ ~だから「~してもうたわ」 ⇒ ~してしまった「~がな 」⇒ ~じゃないか「ほる・ほかす・ほうる」捨てる「ちゃうちゃう」違う「ぼんさん」丁稚さん「おはようおかえり」早く帰ってらっしゃい「はばかりさん」トイレ 「何してんねん、アホやなー」「アホなこと言うな」「うち、ほんまアホやわー」関東で言う「バカ」とほとんど同じ意味やけど、大阪の「アホ」は奥が深い。愛情をこめて使うことが多い!もちろんほんまに馬鹿にするときも使う。使い方によって”愛情”にも”非難の言葉”にもなる。コレは使う人、聞く人が勝手に判断する。子供の国語力の低下が著しい今こそ、大阪弁教育を。「なにさらすねん  …何をするんだ」 「なにぬかしてけつかるねん  …何を言っているんだ」「いちびり、てんご」「いてもたるど、われ(しばくぞ、われ)」 …痛い目に遭わすぞ、おまえ。全国大阪弁普及協会です。ほな、また

自分の感情と欲求に素直、お金にシビアー全国ナンバー2、なんぼのもんじゃい、東京に対抗意識。強い磁場がある、人の息も濃い、変人が多い、ねぎる、大阪は東京よりはるかにおもしろい街。大阪と言えば、日本語を勉強する外国人にとっては、難関(?)の所だ。全員、大阪弁しか喋ってくれない。喋れない(?)のか大阪の方、これは私がそう思っているだけですから、「あんさん、そりゃ偏見でっせ」などと反論しないでいただきたい。勿論(?)偏見ですから。私、大阪、好きです。とってつけたような言い方だけど。全員、吉本みたいでオモロイ。

振り込め被害額 東京は大阪の10倍 なぜ大阪で少ない?大阪の被害は、東京の10分の1未満だ。逮捕した犯人は「大阪人は電話しても無駄が多い。なかなかひっかからない」とぼやいたという。犯人に「あんさんは、誰だんねん」「うちの息子は『オレオレ』いう名前とちゃいま(違います)」と、逆に質問攻めにして撃退したケースが多いという。 「大阪人、とくにおばちゃんは、自分のイヤなことはイヤ、とはっきり主張する。話がおかしいと思ったり、疑わしい場合は躊躇(ちゅうちょ)することなく電話の相手に『怪しい』と言う」また「大阪には、自分で判断できないときに隣近所の人に聞ける人間関係が残っている。東京ではそういった関係が希薄だから、一人で問題を抱え込んで『振り込め』の被害に遭うケースが多いのでは」と分析している。大阪のおばちゃんのずぅずぅしさはしばしば笑いのネタになるけど、それが逆にいい面もあるんです。
浪速商人のモツトーは「損して得取れ」「死に金使わず生き金使え」「がめつく儲けてきれいに使え」。「実利的」「個性的」「陽気でよくしゃべる」。金に細かい。正確に言うとコストパフォーマンスにこだわるタイプ。裏表がなくすべての欲求をストレートに押し出す風土。価値があれば金払いはいい。きさくで明るく話し上手,バイタリティがある。新しいモノ好きで,基本的には遊び人で目立ちたがり屋。大の享楽家で楽しく遊ぶために金を儲けると心得ている。打算的なガメツサ、のれんに対する誇り、無茶苦茶とも見える努力である。その中で彼らが自己開放をする知恵は、漫才や上方落語に見られるような笑いと、食い倒れといわれる味覚の享受であった。「大阪の食いだおれ」大阪人にはチームワークという思考はなく、信頼できるものは自分だけという考え方が体力をつけるためには,食べなければ駄目という発想に行き着いた。出銭にきびしい大阪町人が食べ物には惜しげもなく金を使い、質量共に値打がある料理を育て上げた。問屋の街の歴史から、価額意識が強く、駆け引きを楽しむ。性格としては、ユーモアに富み、反権威で、ド根性が座っている。「がめつい」というが、ケチというより価値観を見極めるタイプ。現実的で楽観的、けっこう義理人情にも厚い。カバンーつ買いに入っても、その店に希望する商品がないとき、どこへ行けば売っているはずだと商売がたきを紹介してくれるのは大阪だけである。アクが強い、行儀が悪いともいわれるのは、江戸時代お上に監視された経験の無い歴史に起因。自由に生きることが出きる街である。図々しく,マナーも悪い。地下鉄で整然と並ぶのを見たこと無い。押し合い、へしあい、もみあい、割り込む。海外で大声で話すグループがいたら大阪人。「東京に魅力を感じるか」の質問に81%がNO!。東京の企業が並ぶ御堂筋に愛着をもたない。東京人を「ええかっこしい」と軽蔑している。東京人には「そのしゃべり方がイヤ」とか「顔が悪い」とか面と向かって言う。太閤秀吉が好きで、家康は嫌い。阪神タイガースの未来を信じていない。つまり、今その時勝っていれば良い「今を生きる」タイプ。「アホ」は口癖のように使う。「バカ」はタブー。日常会話に使う言葉「おんどれ」「どあほ」「ガキ」「畜生」「小便たれ」「どたふく」「いてこましたろか」「何さらすねん」「何いってけつかる」。警察白書によると窃盗犯ワースト一位。二位は東京。ひったくり犯は「人を殺すわけでもなし少しくらいええんとちゃう」と言う。総菜屋では、断りもせずに、いきなり何でも味見する。鶏などを焼いている屋台に海老を持って行って「これ、焼いてーな」と炭火の上に強引に(?)海老を置く。「ちゃんと焼き代、払ってるがな」と言ってました。大阪の離婚率は全国二位。一位は沖縄。「初対面の人に会うのは気が重いか」の質問には「いいえ」と答える率は圧倒的日本一。来る人拒まず誰とでも親しくなる。男女交際もまず「好きやねん」と言ってから始まる。せっかちで「早い話が何でんねん」と言う。国際安全学会によると歩くスピードが日本一というより世界一。そもそもエスカレーターの片側を急ぐ人用に開けるという慣習をつくったのも実は大阪人。金持ちとヤクザは自分達の住むところを兵庫県の芦屋と西宮を選んだのでますます庶民の街に。ついでですが、大阪府民はてんぷら、カレー、トマト、ご飯にソースをかけます。ところてんには黒蜜をかける。食べ物は安くて美味しい。情がある。

兵庫県「つれ」単なる友達「しとう」している  

 (おしゃれでセンスがよく新しいもの好き、好奇心・探究心・向上心は人一倍、出たがり、プライドが高いのが玉にキズ)


兵庫県は瀬戸内海から日本海にまで貫く近畿地方最大の県です。昔の「国」でいう摂津、播磨、淡路、丹波、但馬にくわえ、美作、備前の一部も明治以降「兵庫県」として入ったため、7つの地域性を持ちました。このため「兵庫県人」としてのアイデンティティを持つ人は少なく、「神戸人」「播州人」「丹波人」「但馬人」「淡路人」など、国での帰属意識を持つ人が多いといわれます。県人会も地域ごとで分かれているほど。まず神戸。高級住宅地で知られる「芦屋」など、ハイカラでセンスの良い地域を思い浮かべます。神戸人は陽気で新しもの好き、姫路はちょっと保守的で見栄っ張り、但馬などの北部は控えめでねばり強く、淡路はお人好しだが生活力に秀でている、と兵庫県人はまったく異なるお国柄がひとつの県になっているのです。さらに詳しく見ると?@神戸などの東部摂津は,好奇心旺盛で、開放的でおおらか、新しいモノ好きでチャレンジ精神向上心も旺盛。知的なお坊っちゃんタイプが多い。積極的で理知的。プライドが高く、頑固なところがある。?A豊岡など但馬は平野が少なく、気候も厳しいため、素朴で勤勉、忍耐強く控え目で粘り強い人が多い。?B丹波も地味だが、勤勉でおうよう。?C姫路など播磨は保守的で見栄っ張り。気候も温和で、土地も豊かだったから、大らかでのんびりした人が多い。進取の機運もあり、軽快で明るい。見栄っ張り。豪快・快活でプライドが高い?D淡路は開放的で機敏。のんびりと、人がいい。全県的には、保守的で、開放的、探究心が旺盛で、こだわりがない。親切で人なつこい人が多いので、他国へ出ても嫌われないという美風をもっている。NHKの調査では肉が好きな人は全国第2位。魚好きの人は42位。こうした西洋的な嗜好がが平均寿命をワースト一位にしている一因かもしれない。兵庫人は関東から京都散策にやってきた観光客がなぜか大阪で止まってしまい神戸までやってこないのが納得がいかないと思っている。神戸近辺は少しの隙間でも家が建っている。

奈良県おしまいな」こんばんは「おとろしい」わずらわしい、面倒だ、だるい「頭をつむ」ヘアーカット「かく」持ち上げる「よす」直す「いらち」せっかちな人

 (寝倒れ、のんびりを楽しむ、クセがない、物静か、消極的、ガツガツ稼がない、美味い料理がない、役人と僧侶の町)

県民性は「奈良の寝倒れ」といわれるほど「なにもしない」「何もせず寝ていて身上を潰す」の意味。仕事以外はパチンコや飲酒・娯楽・風営スポツトにも立ち寄らず、夜は早く寝てしまう。昔から仏閣を訪れる観光客も多かったため、旅人相手の商売などで黙っていてもお金が入る。寝倒れとは、他力本願でのんきな奈良県人の県民性を現している。また、奈良県人としてのプライドも高いため、家などの耐久消費財にはお金をかける。ここから「奈良の建て倒れ」とも。豊かな土地で天災もあまり起こらないため、保守的で締まり屋な、堅実型のひとびとが多いようです。ちなみに「ピアノ所有台数」は全国第1位。女性は教育ママになる傾向が強い。土地が豊かで,温暖で天災も少なかったから,のんびりしている人が多い。心のゆとりを大事にするタイプが多い。また保守的で進取性に乏しく、向上心にも欠ける。では奈良県は、ダメな土地なのでしょうか?実はコレ、逆から見れば「文化・歴史・環境・自然遺産」を大切にしているということ。開発の名の下に地域社会を壊したりせず、人間関係も穏やかな「住みやすい場所」なのが奈良。ひょっとして、未来モデルかも。大仏に来る観光客はこの後当分は来ないので商売がずるくなる。のんびりしている割に小賢しい。金銭面ではケチで締まり屋が多い。生活は堅実で,人間関係重視型。南に行くほど頑固な人が多い。農業中心だったこともあるが消極的な性格を表している。土地が豊かで温暖、天災も少ないからノンビリした人が多い。「奈良の二つ返事」と言われるように万事においてスローモーなのも特徴。「養子は大和から」というように順応性に富んでいる。現実的、個人主義的な人が多く権力には弱い。見栄っ張りでもある。京都と同じく「追従と二枚舌の県民性」として権力に盲従「寄らば大樹の蔭」「長い物に巻かれろ」の主義で軽蔑しながらも巧みに利用する。よく「田舎の人は丸い」と言うが、それは表面だけのことで、大和への転入者の多くは何れも苦汁を呑まされている。かって大和を愛して住みついた作家の志賀直哉さえ「奈良は住む処に非ず。土地は良いが、コセコセして、人の足を引っ張る」「奈良は男の子を育てるところではない」といって去った。狭い道をクルマで動くのは困難で「やっぱり奈良は田舎やねー」と結論される。コンビニ一店当売上高全国一位。

和歌山県「かだら」体「つれもていこら」連れ立って行こう「てきゃら」あいつら「つんじゃある」込んでいる「けとびょーくらう」驚いた「やつす」おしゃれする「うれし」お調子者「いきちゃーったか」元気か「ほたえるな」さわぐな

 (貯蓄倹約精神、おてんす、高いものにお金を使うのは悪、男女平等意識がつよい、冠婚葬祭には金をかける)   

県民所得全国42位なのに預貯金残高四位という驚異的貯蓄精神。「上方商人の経済観念が発達」した大阪化が進む紀北と、「明るく大らかで義理人情に厚い」南紀とにわかれる。南紀の性格は、いわゆる“黒潮型”で、陽性、正直、カラッとして感情表現がはっきりしている。 非常に一途なところがあって、大成功者も少なくない。しかし共通しているのは「人当たりがよく倹約家で働き者」。「礼服とジャンバーしか売れない」といわれる。紀州藩の「浪費は罪悪」という倹約の勧めから、今なお勤倹貯蓄志向が強い。金銭感覚も鋭く経済観念も高い。当然、衝動買いは少ない。但し見栄っ張りだから冠婚葬祭は派手。和歌山など紀北は阪神地区の影響で合理的、打算的な面が強く明朗活発で活動的な小型上方商人タイプが多い。紀州は南方的無階級意識が原文化体質としてあったため敬語が発達しなかった。紀南(田辺,新宮など南部)は粗野で言葉づかいも乱暴だが,義理人情に厚く素朴でつき合いやすい人が多い。また反抗心は強いが、情熱的で冒険的で荒々しい。基本的には,おだやかでのんびりしたお人好しが多い。権威には弱く、よそもの意識は強い。いずれも良く働き、倹約してせっせと貯金に励む。「生活の苦労がなかったら働きたくない」のが全国一位というほど「人は死ぬまで働かなければならない」という人生観にがんじがらめに縛られている。梅・はっさく・柿などは第一位・ミカン二位の生産物は丁寧な作業が要求され、このためコツコツと続ける勤勉型の人が多い。女性は直情型で自立心旺盛で強い。新しい考えを受け入れる寛容性を持つため海外移住者が多い。敬語、男言葉、女言葉がほとんどない紀州弁のため「女が差別されているとは思わない」全国一位。「アル・ナイ」語を使う。お父さんアル(居る)。お父さんはモノ?

岡山県「ぼっけい」とても「頭がわりい」頭が痛い「けー」これ「こけー」ここへ「けーして」返して「じなくそばあじゃ」くだらないことばかりだー 「きんだまびより」はっきりしない天気「おえん」だめ「ずるい」のろい遅い「おとんぼ」末っ子

(クールで要領がいい、生一本、純情、頑固、がんばり屋、上昇志向、分析力あり、経済観念発達、協調性に乏しく自己中心)

宇喜多・小早川の裏切りから「備前浪人は召抱えるな」が定説となった歴史。利口過ぎ、暗過ぎるという印象。古くから水陸の交通の要だった岡山では人々は機をみるに敏で先取り性に富んでいた。このため時としては,「すらっこう」そつがない、思いやりが少なく才走っているといわれる。岡山は奈良平安時代は鍬,刀を作って来た地域で昔から工業がさかんで豊かな県。理知的,理論的な性格が形成された。だから,合理的でクールな人が多い。但し寄港地であった倉敷は両替商や倉庫業の商人により自治が行われ、多くの文人・画家が集まった。日本には珍しい公共という観念が町を支配した。また紡績業で成功した大原はユダヤ人と同じく蓄財を悪徳と考えて社会に還元した。大阪の影響から金には細かい。「月賦より現金」財布の紐は固い。地味だから,男女とも流行にも振り回されない。高い教育を受けている人が多いため、岡山人は積極的で理知に富む。ただ,理屈っぽく、どうしても一言多くなるから,もめ事を起こしやすい。勝負にこだわるためトラブルの元になることも多い。打算で合理的、チームワークは苦手。上司には調子よく部下には冷淡。上司にはしたくないタイプ。教育熱心だが、得た知識で人のために尽くすのではなく、他人を出し抜いて人より楽をしたいだけ。「ケチが金を貯める」という自らの県民性を知っているためかお国自慢をしない謙虚な珍しい県。「駈落ちするなら美作(みまさか)美人」津山美人?という言葉もあり、ここはよそものも温かく迎える人情があり,温和で誠実,情熱的な人が多い。岡山県は多くの宗教家を生んだ。晴れが多く空が青い。果物が美味しい。

広島県「じゃけえ」だから「いんぐりもんぐり」くねくね「がんぼー」わんぱく「ほーとくない」しまりがない「がんす」ございます「つくなむ」しゃがむ「はぶてる」膨れッッ面「ほいじゃけん」だから「われ」きさま「おらぶ」叫ぶ「しごーしちゃる」 しごく「われぇ」おまえ「じゃけん」「のう」語尾「いたしい」難しい「いってかえり」無事にいってかえってきてください「かす」水に浸す「たいぎい」めんどくさい「しにいる」青あざになる「はぐる」めくる「たわん」届かない。てがたわんけぇ、とってぇ~。「じなくそげな」「ぎり」「しごーする」「うべる」「ちぃーとさげてくれぇや」持ち上げる。意味は全く逆です。「たう」「しきーつく」焦げ付かす「みてる」なくなる
。醤油がみてとるがぁ。「のる」のけぞる「かばちたれ」文句いい「にがる」痛む「きっぽ」傷跡「すける」のせる「やねこい」しつこい「はぶてる」ふくれる「たっとけ」閉めて「すける」のせる

(ヤクザ映画の舞台として有名、さっぱりしている、熱しやすく冷めやすいイタリア人風、お金の催促とカープの悪口は厳禁、タコカラうまい)

要領よく、積極的、要するにりこうなのである。明るく淡白で、人あたりが柔かく、積極的で長所の多い性格。山地の人でも質実、素朴、明るいなかに一本芯の通った犯しがたい性格がある。島部の人は自由闊達で海外にまで出かける。ハワイ・米国・南米への移民を始め、出稼ぎが多かっただけに、積極的な人が多い。ハワイの日本語は広島弁が基本といわれる程。新しいものには敏感。当然、草野球も盛ん。「酒よし、魚よし、気候よし」の土地だけに、郷土意識も強くUターンも多い。楽天的で人当たりもいい。昔から、派手好きで、祭り好き遊び好きで、細かいことを気にしないのでどちらかというと商売には不熱心。淡白で明るいが、要領が良いので世渡りもうまいが反面、厚かましく、情熱に乏しい。新しいもの好きで,仕事にも遊びにも積極的だが、金銭にルーズというか鷹揚で生活費を切り詰めて遊びやギャンブルに熱中する人も。比較的見栄っぱりで,ブランド志向が強いし,負けず嫌いの人も多い。口が悪いし,車の運転のマナーも悪い。但し,経済観念の発達した備後(福山など県東部)は粘り強く,実利的な人が多く、岡山の体質とほぼ同じ。熱しやすくさめやすい性格で 廣島カープもほめる時は天高くまで、負け試合が続きけなす時は地の底までの豹変振り。廣島のクルマの運転マナーの悪さは有名で、カッとなられると怖いので注意が必要。女性は細部にこだわらないサッパリした飽きっぽい気質だが金銭感覚が大雑把なので家計はまかせられない。安芸廣島は遊び型人間が多くいて、熱しやすく冷めやすい女性の浮気が最大の悩み。真宗が発達しあきらめがよくあっさりした安芸には民謡が無い。また大阪のお好み焼きとジヤィアンツの話はタブー。車はマツダ。広島の人が一丸となって地元を応援するのは戦国時代の「安芸門徒」たちの強い集団主義が影響している。廣島で3年辛抱できればどこの県へ行っても暮らせる。実力より学歴と考える人が多く男子の進学率は全国トップ。雨が降ると怖い。

山口県「ぶち」ひじょうに「じらおくる」駄々をこねる「えらめる」いじめる「くじゅうくる」叱る「たける」大声をだす「おどい」賢い「とっぴん」大急ぎ 「たる」飽きる「むさい」長持ちする「きゃしゃげな」きたない「ぶちキレた」たくさんキレた「えっと」たくさん「せんない」苦しい 

(我が強い、プライドが高い、目立ちたがり、保守的、志が高い、大言壮語のクセがある、下関・上関・宇部はおっとりした良い町)

山ロ県人ほど結束ほこる郷党意識の強い人々は日本にはいない。一人よりは組織で動くほうが得意。また朝鮮半島の渡来人の影響?からか、論争政争好きで好き嫌いもはっきりしすぎるほどはっきりしている。我を張る人間は嫌われるからか、他県人からの好悪の差が非常に著しい。山口県人の気質は中央志向で権威主義的。近代日本を作ったというプライドも高く、現実よりも理想や観念を重んじる熱い(山口弁で"ねつい")人々なのです。帰化人の大内氏は中央権力志向が強く表れてのち挫折し萩へ、また毛利氏は意識的に背を向けることで中央への関心を鬱積させた。明治維新の情熱は積もり積もった関ケ原敗戦後の藩幕体制への不満と鬱積が、一挙に噴出したものに他ならない。維新での政権取得後は軍国主義を推し進め、結局行きつくところまで行って、第二次世界大戦で負けた。「長洲の小提灯」薩長が江戸に出ていった時、薩摩の連中は大きな提灯(ちょうちん)西郷隆盛を先頭にして行動した。これに対して長州人は一人一人が提灯をもって行軍したという逸話が元とされる。つまり自分で提灯をもたなければ気がすまないほど自己顕示欲が強く見栄っ張り。以来、山口県人がふたりいれば話題は天下国家を論ずるほど政争好きの政治人間に育った。明治維新の原動力となった長州藩下級武士は東京へ行き国家中枢官僚となった。官僚が国民を支配する縦型の組織をつくり、平成の現在まで140年間、山口県人は日本を実質的に官僚政治によって支配している。地元の新聞は購読されない。何事にもマアマアと妥協することは無い。議論好きは朝鮮人の影響もある。「防長倶楽部」は唯一の県人会の財団法人。「防長倶楽部」は鹿児島の「三州倶楽部」と並んで、単なる親睦機関の域を越えて、会員にさまざまの結びつきを提供するといわれている。それが他府県の人からきらわれるもとになっている。結束力の強さは排他的になって、評判はよくない。なかでも江戸っ子は政治権力を握った長州人をきらった。クチの悪い人が多いので他県人がなかなか溶けこみにくい。「かぼちたれるな」大口たたくなという意味で、自分が中心になることを好み、何でも自分の思い通りにグイグイ推し進めようとするので、知らず知らずのうちにたくさんの敵をつくってしまう。米,塩,紙の三白で豊かだったこともあり,体裁を重んじる保守的な性格が生まれた。「クルマは4ドアセダン」とか「年上には従う」「男尊女卑」(ノーベル平和賞の佐藤栄作氏は栄光とはうらはらに奥さんを殴ったので有名)といったものが,未だ残っている。金にはおおまかで体裁を気にする目立ちたがり屋。総理が7人も出たところだけに,政治が何より大好き。プライドも高く,郷土意識も強い。頑固で,好き嫌いがはっきりしている上、反骨精神旺盛なので部下にしたくないタイプ。もし、気が合えば人間関係を大事にするだけに,終生の友にもなる。女性は口が悪く人の痛いところをグサリと突くので他県人に嫌われる。戊辰戦争で滅ぼした福島会津は長州の酷薄非道な処置に憎悪を140年後の今も持っているため、同じ日本なのに会津へは入りにくい。萩市長が手打ちを申し入れた際、受け容れようとした会津市長は三ヶ月後の選挙で、告示前日に出た反対派新人に完敗した。山口出身の安部首相も選挙応援で「先輩がご迷惑をおかけしました」と前置きして話した。恋愛結婚も会津側周囲の大反対でまだ一組もない。あまりいい点ないな。山口市の毎月の一世帯当たり教育関連費支出額は4万円でなんと全国第一位!

鳥取県「だんだん」ありがとう「にょぼ」女「しょうから」意地悪「ごさんかあ」ください「だらー」語尾「かんりゃく」節約「てごしてくれ」手伝ってくれ 「えらい」つらい「ほしー」もったいない「だらず」ばか「よだきぃ」最低の奴

(鍋が煮えても誰かが箸をつけるまで食べない、地味で堅実、誠実で控えめ、警戒心が強い。住んでみたい町全国一位倉吉市) 

基本が我慢の県民。忍従と貧困しか知らない年寄りが多い。鳥取県は隣の島根県と非常に共通した県民性をもっている。 明治十年(1877)までこの二県が合併していたこともうなずけるほどである。県西伯耆は県東因幡に比べてやや明るく、積極的、解放的で、物事に熱中して成功する人が多い。神経質でねばり強いのは県内共通の特徴。県民はだいたいにおいて内向的であり、素朴で親切、地味て勤勉。雨の因幡,風の伯耄と言われ、雨に耐え我慢強い因幡、風に立ち向かう剛健な伯耄(ほうき)という。因幡(鳥取など東部)は,天候が挨拶のところで「弁当忘れても傘忘れるな」。口下手だが、真面目で粘り強い勤勉なタイプが多い。長い間、米中心だっただけに、保守的で引っ込み思案だから、社交性に欠けるし流行にも直ぐには飛びつかない。生活は地味で堅実。親切だし、信用されると強い信頼関係が生まれる。誠実で,地味で目立たない内向的なタイプが多い。伯耆(米子など西部)は,早くから鉄や木綿などの商品生産が行なわれていたため,商人気質が生まれ,経済観念が発達した人が多い。積極的で外向的で、開放的。自我は強いが淡白だから、付き合い易く、因幡に比べると庶民的といわれている。名和長年にしても、本来は控え目な人で後醍醐天皇が隠岐を脱出されて時代が彼を必要とした、あの出来事が無ければ、恐らく伯耄の一隅に名を垂れることなく一生を終えたといわれる。江戸の儒学者佐善雪渓も学徳識見に秀いでたが「述べて作らず」を旨とし書を避けた。書簡集「下谷集」の見識は、伊藤仁斉を凌ぎ、新井白石と誤るほどであったといわれる。とにかく辛抱強く努力し、謙虚で控えめなため人を押しのけるほどの積極性はないが、芯は強く経済観念もしっかりしている。方言のイントネーションの違いから「因幡カラスに伯耄ネコ」と。自己主張しないので恋愛は苦手。照れ屋で愛情表現もヘタ。女性も慎重。しっかり者で働き者の鳥取女。共稼ぎで家計を支える。派手で華やかな今の時代に鳥取県人は地味な存在だが、他人を欺いてまで得をしようとしない「因幡の白兎」のワニ側の県民性です。中間の倉吉市は教育熱心。女性の就業率全国二位。女性の仕事・家事・育児・介護の時間は岩手県と同じくトップ。県人口60万に空港2つ。家賃は安いが夏は暑く冬は雪だ。

島根県「しとなー」地味「でべそ」外出好き「だんだん」ありがとう「じーがま」ジジイ「おぞい」恐ろしい「なえる」腹がすく「やくてもね」つまらない「おんぼら」ほのぼの暖かい「つろうて」連れ立って「やっきやっき」じゃんけんぽん「宣伝カーが歩いちょー」「戸をたてる」戸を閉める「廊下を、かけらかすだねが」「雷があまった」雷が落ちた「はや、火、つけてごせ」早く電灯のスイッチを入れてくれ「風邪がひゃった」とか「風邪がえった」風邪を引く「傘にのせる」傘に入れる

(閉鎖的、排他的、プライドが高く自信家、外出好き、きさく、つかみどころがない泥鰌すくい風性格)              

男性の県外流出が止まらない島根県。女性は男性より一割も多い。65歳以上の老人割合は全国一。一人当り抹茶の消費量は全国一。やたらと抹茶を客に飲ます。「出雲」(松江など東部)の人は無口で保守的な人が多く、うち解けるまでに時間がかかる。真面目で勤勉、それに我慢強い人が多い。引っ込み思案で消極的。京都風の「雅さ」がある。保守的だから、新しいものに対する関心も薄い。金には細かくなく見栄っ張り。「出雲モンロー主義」といわれるように、よそものに対して排他的な地域といわれるが、親しみを感じると打ち解ける。何でも神頼みで悪事も神頼み。この神々の国の人々は信心深いし、表立って自己主張しない。行動は穏やかで祭りにも選挙にも義務として参加するがそれほど燃えない。だがかなり自信家でバランス感覚に鋭敏で政治力を発揮する。出雲弁の言葉使いは東北弁と似ていてズーズーだが、言語不明瞭、意味はさらに不明瞭である。寡黙で自ら積極的に動かず体制べったりで人脈を使い動く。酒は静かに一人で飲むが他人と飲む時は聞き手に回ることが多い。しかし酔いが回ると辛抱のストレスを発散するのか突然、一人で騒ぎ始める。「石見」は古くから出稼ぎが盛んであり、行商や漁業で他の地域との交流も活発だったから、積極的な性格が形成された。明るいし、単純明快で、歯切れがいい人が多い。さっぱりしているから、付き合いは楽。隠岐は、素朴で親切な人が多いが、新しいもの好き。島根県人は近所つき合いが大好き。A型人間が多く全国トップ。これは新羅人の影響。ちなみに原日本人はO型で南方系。西日本はA型が多く朝鮮系、東日本はB型の満州族・極東ロシア系が多い。なぜか自殺者が多い。細身高身で美人が多い。チェーン店が少ない。

徳島県「ほなけん」だから「あるでないで」ある「しょーたれ」怠け者「かんまん」構わない「まがる」じゃまになる「まけまけ」こぼれそうなほどいっぱい「きびきび」ケチケチ「腹がおきる」おなかいっぱい「めげる」壊れる。関西方言の影響がみられる

(表面は柔らかい感じだが芯がある讃岐ウドン風性格)  

豊臣期から明治維新まで収奪をきわめ、支配した蜂須賀家に対する維新後の淡路島の反乱が「足のひっぱりあい」「出る杭は打たれる」の伝統となつた。淡路島は兵庫県に取られてしまい、愛知県出身の蜂須賀候は維新後、「質素倹約」と藍で貯めに貯めた金をゴッソリ持ってサッサとこの地を捨てて去った。県民に残されたのは労働奉仕で作った城の石垣だけであった。このことから「奉仕や公共のためにはビタ一文出さない」という県民性が生まれた。「前がやおうて、裏が冷たい」柔らかに見えるがクールで冷淡。香川県同様計算高くかなりしたたか。笑顔で相手の腹を探る。何事にも抜け目なく石橋を叩いて渡る堅実な県民は冒険や危険な賭けを嫌う。蜂須賀氏の「質素倹約」がモットー。昔から大阪との結びつきが強く,藍商人,木材商人を出してきた地域だけに商人気質が強い。そこで,思いがけない金が入ったら,徳島は「これを元手にして何倍かに増やそうとする」といわれてきたが,最近は積極的さが薄れて「目玉商品しか買わない」借金ギライのガッチリ型に変化してきている。だから,小金を持っている人が多いし,クレジットカードの使用率も全国最低。「地獄の沙汰とこの世は金次第」と答える人が多い。勤勉性の反面、それだけ競争心も激しく、「へらこい」(目先の聞いた、小利口な、立ち回りが早い、打算的で抜け目のない利己性)といわれる。(日本ハム=元徳島ハム、牛肉偽装事件)。家柄や格を重視し、新しいものを取り入れるのには、消極的で保守的な性格。宗教熱心で、キリスト教も盛ん。教育熱心で、真面目で勤勉、情にも厚い。粘り強くしつこい。「阿波踊り」では、いつも堅実・保守・金儲け主義では息がつまってしまうのでストレス発散の欲求が爆発する。それでもソンソンと損得にうるさい気質が見え隠れする。「香川男に徳島女」讃岐男・阿波女が定説で阿波の女性は、元気で才色兼備、鷹揚で良く働き、ふさふさとした黒髪等が印象的な所から、こうした言い回しが生まれ、徳島に勤務した独身男性が、土地の女性と結婚するケースが多い。が、気が強く素直でないので可愛げがないとも。口紅購入額一位。お化粧する人が多い理由。女性社長の割合が日本一。もう一つの理由は小さい頃から阿波踊りに参加するから。人からおごられることはあっても、おごることはないが、根は親切。情に厚く、親切なところがあるので、敵をつくることが少ない。お遍路さんが心を豊かにするからだろうか。

香川県「へらこい」こずるい「ごくとれ」ごくつぶし「りくつげ」カッコイイ「けったいなあ」きれいだね「ほっこ」バカ「じょんならん」しかたがない、気の毒な「むつごい」しつこい「なんがでっきょんな?」何ができているの?「なんちゃ、でっきょらんで?」何にもできてないよ「(水が)まける」水がこぼれる「まんでがん」なんでもかんでも「なんちゃ」「あ~あ、なんちゃ、おもっしょない」ああ、何にもおもしろくない「うちく」「うちんく」自分の家「(机を)かく」持って下さい「こんまい」小さい

(楽観的で人なつっこい、何事も要領よくやる、お金にシビアー全国ナンバーワン、もったいないが口癖、チャッカリしている、こじんまりとしている、浮気に厳しい全国ナンバーワン)

夏はカラリとしていて、冬の寒さも厳しくない気候は温和で人なつっこく楽天的な気質を育む仏教県。仕事は要領よく適当にする。なんでもそつなくこなす。みな努力家でマジメである。温和で社交的である。思ったことをすぐ口にする。とくに女性は進歩的でよく働き、教育水準も高い。農村では意外にしっかりしていて「へらこい」(利己的で,こざかしく,要領がいい)。農村で溜池の水をめぐって争ううちに染み付いてしまった気質。街ではへらこいのは嫌われる。考え方はち密で合理的。価格意識も強く金には細かいが,話上手だし,取っつきやすいから,つきあいは楽。ただ、豪放な開放性が少ないのと、結束力が弱く県民同士で競争することがある。またあまりに常識的すぎて平凡な人が多い。「讃岐の着倒れ」比較的見栄っぱりで,冠婚葬祭も派手。熱しやすく冷めやすく好奇心旺盛で人生を楽しむ人が多いから,流行を追いかける。思いがけない金が入ったら,子弟の教育のために貯金するといわれるほどで出来の悪い先生は追い出される。生徒は学力テストの成績がよく、なかでも数学が日本一であることは有名だ。教育熱心も処世術としての程度で学者肌というより才子肌。日本一面積最小。大の預貯金好き7位。保険掛金額トップ。収入は平均以下なのに預貯金残高はトップレベルのチャッカリ者のしぶちん。「讃岐男に阿波女」讃岐の男は勤勉で働き者とされ、言葉使いも物静かで一つの男性像を作っている。常識的で進歩的。真面目なひとも多いが、競争心が激しく、がめついとも。香川男は機敏に、いいとこどりで行動するので早婚。全国一の早婚。女性に金を払わせるのはタブーの地。

愛媛県「おっちらやって、おくれんかなもし」ゆっくりとやってくれませんか「まめな人」元気な人「ささらほうさら」散々な目、山形山梨も使う「かわけろしい」SOS「おへつ」おべっか「やけん」

(陽気で明るくアクがない、穏やかで親切、事なかれ主義、おっとりマイペース、自己主張もないし競争心も薄い、いいなあ)

総じて少し排他的。愛媛とは「いい女」。松山付近には美人が多い。気候と環境に恵まれた愛媛県人はガツガツしないのんびり屋。村上水軍が負けて以来、戦闘とは縁遠くなった。外人捕虜の松山収容所の待遇は良く、戦後、御礼に来たほど。外出自由、温泉入浴も自由、将校は借家住まいをしていた。穏やかで非常に親切、陽気で明るい。欲がなく何事にもこだわらないホドホドの中庸主義の事なかれ主義です。月賦販売業者が輩出するのは誠実な人が多いから。月賦販売というものは、客も商人もともに誠実でなければ成り立たない。「伊予の駆け出し」話を半分聞いただけで興奮して走り出すが、どこへ向かったら良いか解らないという慌てものが多い。陽気で親切で素朴で情に厚く正直、土佐人ほどの情熱はなく、讃岐人ほどの話上手ではないが、中々の好人物。ただし少し理屈っぽいところが玉に瑕。初めての人に会うのは気が重いと思っている人が多く、顔見知りするタイプ。思いがけない金が入ったら,愛媛は「何か買ってしまう」といわれたが,地域によって性格が異なる。三予人のうち東予(今治など東部)は,「商売につぎこんで倍にする」勤勉で粘り強いの徳島風,中予(松山など中部)は「銀行に預けて利子で温泉に入ったり,遊びや俳句を楽しむ」愛媛風の文人肌,南予(宇和島など南部)は「野球拳で大散財して一晩で使い,また儲ける」という陽気で豪気な高知風。豪快で人情深く親しくなると歓待してくれる。「伊予の駆け出し」は半分聞いただけで興奮して走り出すがどこへ向かっていくのかわからないそそっかしい面もある。ホラ吹き話が大好き。小金を貯めて道後温泉の近くに住み、できることなら毎日でも温泉に浸かってゆったり、のんびりしたいのが愛媛県人の夢。ノホホーンとしていて「小成に甘んじる」タイプで、物足りなく感じますがだんだん時間がたつにつれスルメのようにグングン味が染み出してくる深みのある県民です。東京に魅力を感じないのか、東京志向は全国で最低。松山市付近の若い女性は美人が多いが中年には色素沈着が早いのが特色。正岡子規の松山にはいたるところに俳句ポストがある。松山の人は一見ボーッとしているように見えますが、実は頭の中はフル回転して俳句をひねつている。大型商業施設がない。

高知県「いごっそう」頑固者「くそべーな」かわいいな「わんわんする」ヒリヒリする「じこじこ」ソロソロ「おどろく」目が覚める「こじゃんと」徹底的に「脳がわりぃ」調子が悪い「よたんぼ」酔っ払い「ちゃがまる」だめになってしまう「水がまけた」水がこぼれた「クルマがひしゃげた」ぺっちゃんこになる・へこむ「ら抜き」言葉は、高知ではあたりまえ

(何事も酒、酒席では要注意、白黒をハッキリさせる、ケンカ好きは筋金入り、男は頑固、女は男勝りべらぼうに強い・なめたらいかんぜよ、浮気に厳しい全国ナンバー2、カツオが新鮮、四万十川良い)

遠流の国「反逆者」の国であった。流罪人の中には藤原師長、土御門上皇、尊良親王など王朝時代から50人を超える貴種と廷臣の有名人が流されている。多くが土着者となる。反逆者の血統が土佐人の反権力意識と不屈性を造っている。さらに平家滅亡で平家の子孫が棲みついた。長宗我部の遺臣も圧迫差別された。倒幕運動者は「異骨相(いごっそう)」の本領を発揮し土佐人は多くの血を流した。明治政府が成立した後も土佐は自由民権運動で藩閥政府へと大きなてこ入れを果たす。このエネルギーの源泉は土佐人の宿命とした反逆者の復権運動であった。坂本竜馬のような他人と容易に妥協しない一徹な主張を持ち行動力に富んだ男性を生み、今でも反権威や現状批判の気風が強い。頑固、強情っぱり、負けず嫌いで、人が右と言ったら左を向き、他人に忠告を受けたらかえってムキになるというつむじ曲がり、へ理屈,権威に屈せず,妥協しないタイプ。しかし頼まれればイヤと言わない。遊びに来てくれとは決して言わないが、来てくれると大歓迎する。一本気だけにつきあいやすい。偏屈で自己主張を貫き通し、直情経行型で柔軟性には欠けるが、大局を見て自らを捨てることにこだわらない。明るくカラッとしていて、思い切りがいい。誠実で信頼できる。そして、なによりも実行力の強い。金遣いが荒く、ことに飲食飲酒代は惜しまない。漁業が盛んだったため,勝ち気で,ギャンブル好きな人も多い。思いがけない金が入ったら「これは儲った、飲んでしまおう」と酒を飲む。このタイプの女性は「八金(はちきん)」とか「はったか」というがおてんばな人が多い。男以上に酒好きでこらえ性がない。土佐女は商売女にはなれない。好きとなれば盲目的で一途に惚れ込むから、客を騙すことには失格である。妻に娶るなら男冥利につきる。但し土佐の女性は「はちきん」だから、嫌だと思うと妻の方から「なめたらいかんぜよ」とさっさと離婚にふみきる潔さ。わが道をいくのもやはり「いごっそう」の女性版である。ただし土佐人を豪放だと思ってかかるとあてがはずれる場合もある。案外小心で虚栄心が強いタイプもいる。藩主山内容堂が着任した時、藩士を集め「酒一升飲める者は前へ出よ」と言ったら誰も出なかった。もしやと思った容堂が「二升以上飲める者は」と言ったら全員がいっせいに前へ出た。会社の企画や人事などすべてが酒の席で決まるので、酒が飲めないと人間扱いされない。他県人が「少々」酒を飲みますと言ったら、それは一升か二升と受け取られるので軽率なことを言ってはならない。女性からも軽蔑される。酒宴は食事なしで酒だけをひたすら夜明けまで飲み続ける。このように高知県人を語るには酒が不可欠ですが、飲みすぎは身体に良いわけはない。高知県は病人大国としても有名。一人あたりの医療費はダントツの全国一位。おまけに病院数、ベッド数も一位。土佐観光の名物は闘犬。注「八金はちきん」とは四人の男を手玉にとる意味。少し考えればわかりますね。レジャー施設が少ない。

福岡県「ばい」だよ「げってんが、ぎょーらしか」かんしゃくもちがおおげさだなあ「しぇからしか」つべこういうな「いさぎよか」元気か「すいとう」好きだ「しろしか」うっとうしい「ばい・たい」語尾「じょうもんさん」きれいな娘「ぞうたん」ばかなこと「よかよか」「あのくさ」あのね「げな」らしい「よか」良い「そうたい」そうだ「しんしゃい」してごらん「せんばい」しないぞ「は゛ってん」だけど「くるけん」行くから「うてあう」相手をする「やり」ちょうだい「きやすい」かんたん「えずい」こわい「ちんちろまい」てんてこまい「しっとうや」知ってるかい「そうつく」うろうろする「やおいかん」たいへんだ「おおまん」いいかげん「さるく」歩き回る「なおす」かたづける「せからしか」うるさい「ぐらぐらこく」頭にくる「なんかなし」どうしてでも「しまえとう」つまらない「ほがす」穴をあける「いぼる」うずまる「きびる」結ぶ

(自信過剰で見栄っ張り、目立ちたがりやで派手好き、意地っ張り、猪突猛進交通事故に注意、屋台が多い博多は楽天的で元気のでる街)

福岡をはじめ九州全域にわたって流れているのが"九州時間"です。待ち合わせや約束の時間に遅刻してもノープロブレムのことで、福岡は1時間、佐賀は1時間10分、薩摩は2時間、筑豊は来なくてもOKと、実に大らか。心がゆったりと豊かであること。あくせくしていないことをこよなく愛す福岡人ぁ~!北九州周辺は気性が荒く,きっぷはいいが,小心者。久留米は,どんなときにもくじけず,明るく生きていく反面,お調子者とも。博多を中心とする筑後は都会的で少々底意地が悪く,見栄っ張りでケチ。筑豊はおおらかな気質。筑豊の炭坑を後ろにひかえた土地柄の親分的な、度胸の良さを指し、これが九州男児と呼ばれる気質。闘志満満だがさっぱりとしていて、理屈もいわず、行動的な男らしさは炭坑地帯と工業地帯に働く男達から生み出された。筑豊は「川筋気質」の人情に脆く、弱きを助け強気を挫く任侠の世界、酒、祭り、おしゃべりが大好きで派手好き、目立ちたがり屋が多く、流行も早く新しいもの好きで楽天的だから人間的な魅力がある。福岡の県民性を代表するものとしてあげられるのが"進取の精神"。だが、商売は積極性に欠け、熱心とは言えない。金遣いが荒くギャンブル好きも多い。福岡の男性は、酒・祭りが大好き。おしゃべりで楽天家、仲間と楽しかとがいちばんよかろ~もん!また反骨精神を持つなど、プライドも高く人間的魅力にあふれています。福岡近郊の祭りの数は年間170件以上もあり、博多どんたく、博多祇園山笠、箱崎宮放生会など全国に知られるお祭りも数多く催されています。このお祭り文化ゆえか、先輩後輩の関係がはっきりしているのも福岡人。成功した先輩のあとに続くことも多く、面倒見が良いため成功する例が多い。筑前は九州男児のイメージというより,おとなしい感じの人が多く,個人主義的傾向が強い。反面女性は強く、しっかりしている。県民性ランキングで夫の小遣いナンバー1になったのが福岡。外で人付きあいする機会が多いため、奥さんは夫を立てている。しかし福岡の女性は姐さん女房で気が強く、実権は女性が握っている。また、福岡は全国でも珍しい"すべての公営ギャンブルが揃う県"。競馬、競艇、競輪、オートがすべて揃うほか、パチンコなどの娯楽も盛んです。そのせいか、自己破産件数も第3位と高いんです(人口1万人あたり。1位大分、2位宮崎、5位長崎、6位熊本、7位佐賀と九州勢が揃い踏み。)企業の出先機関が多い上、開放的で個人主義的な傾向が強いから、よそものにとっては住み易い。どちらかと言えば東京志向。筑後(久留米など南部)はコツコツ働いて金銭感覚に敏感である。粘り強い性格の人が多い。但し,北九州小倉は保守的で意外と排他的。こういう人たちと、岩手県の人々を比べてみると、同じ日本人でありながら人種がちがうのではないかと思うほど、異質の性格をもっているのに鷲かされる。同じ日本語をしやべり、顔も似ているからともに日本人にまちがいないが、気性だけを比較したら、アメリカ・インディアンとエスキモーの間ぐらい違っているのではないだろうか。有数のタレント産出県。サラリーマンが転勤したい都市の一位は博多。理由は人情が厚い、気候が良いなど。貯蓄は性に合わない楽天家。浪費癖が強く、自分のためというより人におごったりしてお金を使い果たす。だから貯金なんかできるはずがない。個人貯蓄金額が全都道府県中36位。生命保険契約額も低く、自分が病気になったり、死ぬことをあまり考えない楽天家。交通事故数日本一。おまけに犯罪率日本一!。東京か大阪だとイメージされるが、実はトップは福岡なのである。全国にある指定暴力団22の内、5つを抱える。二位は東京の4つ。大阪・広島・沖縄が2つ。事件がたくさん起こっているのに、犯人がつかまらないということになり、野放しになった犯人が町にあふれているくらい住みよい街?荒っぽい人が多い。

佐賀県「ふゆーして、しゅんのあえよっ」と言われていましたが、この言葉の意味がわかりますか?
「がばい」とは「非常に」の意味。「うーまんぎゃあ」おおざっぱ「のうないかす」なくす「きーたかほーじゃ」食い放題「ぞーたんのごつ」冗談でしょ 「きたんぶらすか」汚い「きんきん、まーるか」真ん丸い「やーらしゅ、なったな」かわいくなった「いが」子供「ない」ハイ 『フーケモン』 ⇒バカ「あーた」あなた「あぐっ」嘔吐する「うーか」多い「うっちゃかす」落とす「うらめしか」うるさい「えすか」怖い「おってさん」夫「おどん」わたし「がばい」とても「がらるっ」叱られる「ぎゃーけ」風邪「こい」これ「しぇんしぇー」先生「すいとっ」好きだ「ちゃーがつか」恥ずかしい「どがん」どのような、どのように「どがんでん」とても、どうでも「なんたー、なたー、のまい」・・・ですね「ふーしゃがすかん」ものすごく嫌い「ほたくっ」投げる「やーらしか」可愛い、愛らしい☆佐賀弁には、「愛してる」という言葉に該当する言葉がありません。「愛してる」という場合は、「好き」と言う意味の「すいとーっ」に「とても」という意味の「くー」がついて、「くーすいとーっ」と言います。また、「自分のもの」は、「わがと」「おいがと」といいます。ですから、「俺はお前を愛してる。お前は俺のものだ!」を佐賀弁で言うと「おいはわがばくーすいとっ。わがはおいがとじゃー!」となります。ムードもへったくれもあったもんじゃないですね。

 (ストイックなまじめ人間(堅物)、質素堅実、コツコツ努力、器用だが世渡りべた、気候風土は良いが光と闇が、温泉・魚・レンコン、佐賀っぽは難しかった)

鍋島氏は徳川250年の歴史を通じて転封改易もなく、一貫して肥前の領主であった。地方に興った武将で、徳川初期から幕末まで同じ国を支配し得たものは九州では鹿児島の島津氏と佐賀の鍋島氏だけである。保守的ともいわれる佐賀人の気質は、この長い鍋島藩政による。 「佐賀人が通ったあとには草も生えない」とは、ミミッチィ貧乏性でムダ遣いを嫌う佐賀県人を揶揄した言葉である。鍋島藩の他藩との鎖国政策から一風違ったものの考え方(高い倫理観)で他県人とは波長が合わない。豪放を装って神経質、強気に行動しながら、弱気を内在した抽象的理想家。権威におもねない淡白な気風。昔「イヒュウモン」(かどがあって、つきあいにくい、堪え忍ぶ精神と一気に爆発する激しい気性を兼ね備えた気風。)「異風もん」といわれる強気の分裂質や、向こう見ずといわれたのは、理想論「葉隠」のイメージの影響であって、全体としては社会性にすぐれ、政治家としても商人として成功する素地を持っている。「なんしぎゃまくっきゃあ」(なんだ負けるものか)とよく使われる言葉の精神が逆境を克服する負けじ魂を醸成する。根性者が多い。責任感と正義感が強い。「佐賀には何もなか(ない)」と自嘲する「佐賀っぽ気質」は確かに頑固一徹で、几帳面で融通がきかないところがある。多少の順応性があるが、つきあいは難しい。決定的に社交性に欠ける。悪くいえばケチ、良くいえば虚飾を嫌う人が多い。ヘラヘラした男、チャラチャラしたもの、派手派手しいことが大嫌い。結婚式は日本一質素。また保守的で流行にもうとい。但し北部(唐津,伊万里など)や東部の鳥栖などは明るく物わかりのよい融通のきく人が多く、社交的で温和、親切な人が多い。北部と東部は「異風もん」の少ない、明るい地方で、人柄は長崎県と共通している。口下手だから愛情表現は苦手だが、意外と情熱的。 女性は「佐賀美人」の言葉通り、魅力的な人が多い。おとなしそうに見えても,しっかりもので辛抱強い。武士道が無用になった時代に書かれた「武士道とは死ぬことと見つけたり」と精神論をといた「葉隠」の本場は、いまは「身隠?」で日本一。佐賀県こそ家出して行方不明になっている人の割合が全国で一番多い。ストイックさの裏返しで、一度激しい感情に襲われると自分がコントロールできなくなる性格でもある。県外に出ていく人が多い。


長崎県「あたい」男が私と言う時。女性は「うち」。「のーそで、ばさらっか」怠け者でいいかげんだ「ひえぐそたれ」臆病者「どんこつ」頑固「あおもち」恋人「ばってん」しかし。けれども。butThen。「かくさん」お母さん「ごてどん」亭主 「なんてろかんてろ」なにやかや『や~らしか~』⇒かわいらしい。『スースースッ?』⇒すーすーしますか?『(この席)とっとっと?』⇒(この席)取っていますか?『そこをまぎれ!』⇒曲がれ!『とっきれ!』⇒真っ直ぐ行け!標準語→「あなたはなぜそんなにかっこつけているのですか?」長崎弁→『わい、なんでそぎゃんきゃーぶっとっとや?』 「どんく」蛙「よそわしか」汚い「つば」唇「のさん」たまらない「のんのか」美しい「やぐらしか」面倒な「わいどん」お前たち「おぞむ おずむ」目覚める「ひして」1日中「はってく」去る「せく」戸を閉める「すらごと」虚言「みたむなか」みっともない「せびらかす」からかう「ふうけもん」愚か者「あゆる」落ちる「おうどもん」横着者「さるく」歩く「なし」なぜ「つまらん」いけない 
 

(お人よし全国ナンバー2、寛容であけっぴろげ、伝統にこだわらずなんでもあり、おおらかでアバウトいいかげん、ハングリー精神ゼロ、だから好き)

長崎には戦争の恨事が付きまとう。日清戦争で居留の支那人を退去させ、日露戦争ではロシア艦隊を退去させ、日独戦争には少数のドイツ人をも退去させる。そして今回の戦争では原子爆弾に見舞われ、犠牲者13万人余で長崎そのものが壊滅した。外国貿易や炭鉱,軍港で各地から人が集まって来たところだけに,開放的で新しいもの好きな性格が形成された。人見知りしないし,格式にこだわらない包容力のある人が多いから,つきあいやすい。陽気でのびのびしており、遊ぶことが大好き。また,江戸時代,外国貿易の関税の一部が各戸に配られて裕福だったことから,オットリした楽天的な浪費家が多い。コツコツ貯めるより,「パッと使って今日を楽しむ」タイプ。九州男児の風上にも置けないヤサ男。あくせく仕事をするより趣味のほうが大事。九州にしては珍しく、縦よりも横の関係を重視しており男女同権の平等意識と個人主義で、女性が強いのも特徴。一人あたりが支払う年間のタクシーの利用代金が多い県のひとつ。乗用車の世帯あたりの保有台数が東京、大阪についで少ない。これは駐車場のスペースが思うように確保できない地理的な条件が影響している。坂があまりに多いので、スピードを出せない。保有台数全国1位の群馬県の約半分という低い数字。もっとも、逆に人口あたりの交通事故の死者数は最下位グループ。1位の茨城の14人の半分以下である。長崎県では、犯罪発生率が全国で最も低く、検挙率も非常に高いという。同じ九州の福岡県とはまったく正反対の数値。長崎に泥棒が住みにくい理由はNHKの全国県民意識調査の結果「うそをつくことは許せない」「賭け事は悪いことだ」「お金が人間を堕落させる」と考える人が全国平均よりもかなり高いことから、長崎県では倫理観が強いことは実証されている。それが長崎では犯罪に関して現れた。世帯あたりのカステラ購入額は,全国一。砂糖の消費量も全国一。県外に出ていく人が多い。道が狭い。


熊本県「ちんちん」だんだん「はるかいとう」腹を立てる「ふのよか」運がいい「あくしゃうつ」困り果てる「ひまぐらし」ひまつぶし「もっこす」強情「わさもん」新しいもの好き「やりばなし」無鉄砲「ごうじょう」元気で丈夫「おーけもん」おもしろい人「ぽすと」突然「もだゆる」あせる「くものすはらい」背の高い人「はいよ」ください「ごーら」頭「~とです」★A子「ねぇねぇ、知っとるね?あん噂。」B子「なんなん?知らん知らん、なんの噂?」 A子「なん知らんとね?みんな知っとるよ。」
B子「あー、もしかして課長とC子が不倫しとるていう噂ね?」A子「そうそう、まさかあん二人がねぇ。たまがったー。」B子「まだ不倫の現場ば目撃されとらんばってん、絶対あそこは怪しかよ。」A子「ときたま見つめあってニヤニヤしよらすもんね。」B子「課長な別居しとるばってんまだ奥さんと離婚しとらっさんとだろ?」A子「年内には別れらすていう話よ。」B子「やっぱC子との不倫が別居の原因だろか?」
A子「違うごたるよ。C子と噂になったとはこん前で、別居は去年からだけん。」B子「ばってん、なんであん課長だろか?頭ん毛の薄か人は好かんて言いよったて。」A子「わからんねぇ。まぁ恋愛は理屈じゃなかけんね。」     

(男女とも情熱的、口下手でお世辞が苦手、根がさっぱりしていて明るくウソのつけない頑固もの、新しいもの好き、おごるのが大好き全国ナンバーワン、女性がブチキレルと怖い)

昔から,「肥後モッコス」といわれる。心に秘めて,外には出さない。「とりあえず批判的な姿勢をみせて」おいてから、「疑いの目を向けて」よく観察し、「納得のいくまで」考える。協調性に欠け、反骨精神で偏屈で頑固でヘソマガリ,融通がきかないやぼったいという意味だが,意外と気の小さいところもある。信義を重んじ、曲がったことは大嫌い、妥協を許さず、気性は激しく,短気で強情だから,感情的になりやすい「九州男児」のイメージそのもの。行動力は抜群。しかし近年都市化が進み次第に肥後モツコスは少なくなりつつある。何かするにしても足の引っ張り合いをする「肥後の議論倒れ」。小細工が苦手で面倒くさいことが大嫌い。われがおれがと大将になりたがり競争心も強いし,特に恥とかメンツにこだわる人が多い。何をやるにも全力投球で、筋もキチンと通す。がさつで口下手、おせじや愛想は苦手だが根はサツパリしていて明るく、親切で責任感も強いから、付き合えば実に頼りになる。女性も優柔不断な男を嫌う。忍耐強いしっかりし者が多い。土地が豊かで,新しいものを取り入れる必要がなかったため保守的だが,意外に新しいもの好き。八代はおうよう,人吉は「イヒュウモン」タイプ(佐賀を参照)が多い。全国献血率20年間トップの快挙を続ける要因は?博愛社(赤十字のこと)は西南戦争の時できた。この戦争ではどちらの側にも多くの傷病者が出た。加藤清正の「他人のために何かする」という県民性に支えられているから。以下は熊本県民の声。熊本に越して来い!!水・・・世界一、水がうまい、日本で静岡と双璧(静岡いったことねえが)。治安・・・世界一だ、家にも車にも金庫にも鍵はかけてねえ(俺の家だけか?)。自然・・・かなりある。ライフライン・・・鋼鉄のかたさ、大地震でもなきゃ切れない。医療・・・田舎のわりに病院はどこでもある(俺んちの周りにはないが?)。物価・・・日本としては安いかも(根拠は無い)、土地なら有り余ってるぞ。食事・・・意外にレストランとか多い。どんな山の中でも刺身が食える(しんじねえだろうな)。女性・・・美人が多い(風俗誌の読みすぎかな)


大分県「よだきい」めんどうくさい「あいやん」兄「あんにゃ」姉「おかやん」お母さん「だった」疲れた「うっせい」まずい味「ひちんぼ」片足とび「わっかぎゃる」ふざける「しゃっち」わざわざ「だいやー」あれまあ「けそけそする」あわてる「チョクシバリ」酒で自分の意志に従わせる「ヤツガイ」晩酌「イバカリ」わがまま「ホゲ」でたらめ「クサレ」意地悪「ケトロク」つまらぬこと・おろかもの「フゲトレ」食いしんぼう「スモツクレン」役に立たぬ「ゴテーシン」不精もの「テネグル」もてあそぶ「エースロー」機嫌をとる「コバス」ものをしゃれて言う「ギクメク」威張る「ワキャガル」ふざける「オヒナレ」お早う「オヨンナレ」おやすみ

 (めんどくさがりやの ラテン気質、ロマンチストでおおらか、熱しやすく冷めやすい、小競り合い大好き、野心家)

「淡白で何事も受け入れる柔軟性をもつ」。これは大分県が、瀬戸内海に面し、大阪商人との取引があったことや、南蛮貿易でポルトガルとの交易拠点であったことも影響している。「短気で早口、ケンカ早い」と言われたのは、九州の他の県はゆっくりしておうようなところがあるのに、大分の方言は標準語に近いせいだ。人見知りが激しくテレ屋で話下手だから、誤解されやすいが、内心は情熱的で優しく、暖かい心の人が多い。だから、第一印象で判断しないほうがいい。地味で、実直で誠実で、義理堅く約束も破ることはない。自主独立の気風が強いから、協調性にはやや欠ける。コツコツ努力するタイプだ。金には細かくないし、人が良い。郷土意識は薄く、解放的。「赤猫根性」とは利己的で協調性がなくケチということ。これは戦国時代にキリシタン大名の大友宗麟が敗れて、秀吉によって所領が細分化されて、隣人同士が足を引っ張り合うような暮らしが続いたため、しみったれた根性になった。明治まで小藩分立の時代が永く続いたという歴史的背景のため、郷土意識は薄く、個人主義で協調性に乏しく、「排他的,利己的,協調性を欠く」という気質が今に残る。また天領日田は年貢率が低く五公五民で日田の農村はうるおった。日田の商人は諸大名に金融し繁栄した。幕府から派遣された代官はこの山中で北九州諸藩を監視していた。諸藩は対抗意識も強かった。これが今も大分県民の性格に尾を引いている。が、そのことは、常に周囲に気をくばっていたということでもあり、それが他人への心づかいとなって現れるとき、大分人の真実の心の温かさがわかる。「大分県人スペイン人説」あり。情熱家が多いが、概して気まぐれ。熱血漢ではあるが、うつり気。純情で詩情も豊かだが、その半面において打算的、功利的、利害に敏く、時には狡猾であり、恥しらずですらある。激情に駆られることもあるが、冷めるのも早い。こういった性情はスペイン人に多く見うけられる。田舎だ。


宮崎県「てげてげ」適当にそこそこに「のさん」体がだるい「いっぺこっぺ」一生懸命「はげらしい」くやしい「あば」新しい「ふむ」履く「あたれー」もったいない「げさきい」下品「のすけとる」ぼやーとしている「みと」夫婦「どんげつせんこんげっせん」どうしてもこうしても「むげねえ」悲しい

(優しく強がらず、正直なお人よし、競争心とは無縁なノーテンキでアバウト、おっくうがり、のんびり屋、人間良し、綾町周辺)

宮崎は豊臣秀吉の時代に所領が決まって以来、大きな戦乱も対立もなく、比較的平穏な時代を長く過ごした。 こうした歴史風土を反映して、「一生で一度しか嘘をつけないおおらかで正直な農業型」ともたとえられるように、おっとりした性格、温和な性格の人が多い。人とのつきあいは親密、信頼感が強い。宗教心があつい。 なお,隣県の鹿児島県は「男尊女卑」の風潮がいまも続くが、宮崎県では、こうした差別感は薄い。宮崎の延岡には「よだきぃ」という言葉がある。これは「イヤダ」、「おっくうだ」「めんどうくさい」という意味だが、まさに宮崎男性の性格を表わす言葉だ。よだきごろ(怠け者)、よだきぼ(無精者)。土地は豊かで、気候は温暖だから、セコセコする必要がなかったため、おっとりした性格が生まれた。とにかく、温和で素朴でお人よしのノンビリ屋が多い。積極さに欠けるきらいはあるが、正直で、誠実、真面目な人が多く、かつ楽天的だから、つきあいやすい。万事におっくうがる怠け者を指し、競争心不足ともいわれ、「大人物が出にくい」と嘆くむきも多い。古来、農水産物に恵まれ豊かな土地だった為に、男性は楽天的、消極的で「いもがらぼく」と(サトイモで作った木刀)民謡に歌われたほどである。郷土愛は強いが排他性は少なく他者を受け入れる寛容な面を持っている。但し、内陸部の都城や小林は個性的で、迫力のある人が多い。また人脈重視のところもある。NHKの全国県民意識調査で、「うそをつくのはよくない」と答えた率は、全国一位。パチンコ愛好者割合日本一。「この県が好きだ」という人が全国で最も多い。宮崎県は、土地は豊かで気候は温暖という、恵まれた風土である。土地や物価が安く、暮らしやすいだけでなく、その県民性のおおらかさ、優しさには定評がある。なお宮崎では焼酎が飲めない男は軽蔑される。田舎。

鹿児島県              津軽弁とならんで日本でもっとも分かりにくいといわれるのが鹿児島弁「おやっとさあ」お疲れ様「おじゃいも」いらっしゃる「んだもしたん」あらまあ「がらゆっ」叱られる「ちゅくらしか」くすぐったい「おやっとさー」おつかれさま「びんた」頭★「豆腐こんオカベはネマッチョッド、アタラシとをコテケ」この豆腐は腐れているよ、新しいものをかってきなさい。オカベ(とうふ)、 ネマル(食物がくさるの意)★「ヘがとんじょ」蠅がとんでいる。「桜島んへがふっきた。」桜島の灰がふってきた。「へをヒッタ」屁

 (マッチョ、粘り強く質実剛健、情が豊か、性根がすわっている、アクが強く気性は激しい、ゴーマン、口より先に手がでる、本当にマッチョだ)

九州男児の典型を現す言葉として薩摩隼人(さつまはやと)がある。「ぼっけもん」は、気性が激しく命知らず行動的性格をいう、気性は南国的で極めて陽性とされる。「横ばいのこじっくり」は、横に張っていて、背が低い薩摩隼人の体型を評する言葉。「焼酎気質」と言われるのは,熱しやすく冷めやすいから。また保守的で,男尊女卑は広く知られており,上下関係に厳しい。年長者の影響力が強かったり,先輩が後輩の面倒をよくみたりする。金は汚いものという考え方から金に対する執着心はうすい。無愛想で口下手だが、そのぶん内面は優しい。テレ屋で,お世辞を言えないから,誤解されやすいが,思いやりのあるやさしい人が多い。「薩摩方言」「質実剛健」「薩摩のイモヅル」は封建制度による後遺症である。妻は夫の三歩下がって歩くという薩摩の女性は「薩摩おごじょ」と呼ばれ概して気立てがよく、でしゃばる事が少なく気持ちが優しい女性が多い。薩摩隼人族の起源は南方から漂流してきたインドネシア系の種族で、荒っぽく、議論より行動重視の血の気が多い種族。精悍で身体が敏捷。闘争好きで、勇敢。戦士としてはすこぶる強い。乱暴者のイメージの男児ですが、実は人の心やこの世のあはれを感じやすい繊細小心の優しさを隠している。西郷隆盛は人気絶大。人口あたりのパチンコ店舗数は全国でトップ。薩摩弁は難解で、薩摩人同士の会話は他県の人にはほとんどわからない。まるで外国語。極端に省略された語尾、音便も複雑だ。たとえば「ケケケケ」というのは、笑い声ではない!。翻訳すると「貝(ケ)を買いに(ケケ)来い(ケ)」ということになる。

沖縄県 日本一のノンキで陽気な人々と美しい海を持つ島。石垣宮古よし。芸能人やアーティストとして成功する人が多い。美男美女が多い。「いちゃりばちょーでー」=「一度会えばみな兄弟」の土地柄。ちなみに貯蓄率は全国最下位。沖縄では男女同権意識が強く、楽天的で争いごとを好まない。男性は人におごるのが大好きで金銭には無頓着。女性は大らかでしっかり者。今も本土に比べて何かと立ち遅れは目立つ。完全失業率や県民所得は全国最下位、学力テストの成績まで散々と聞けば打ちひしがれた印象を抱いてしまう。ところが実際はどうだ。島はパワーにあふれ、老人も子どももすこぶる元気だ。何よりも合計特殊出生率は1.75。少子化に悩む本土をはるかに上回る。経済的自立への道はなお険しいけれど、そこには大きな可能性が潜んでいよう。「命(ぬち)どぅ宝」と沖縄ではよく言う。命こそ宝物だという意味。子どもを産んで育てやすい空気、人を生き生きとさせる気分が、沖縄には漂っている。この亜熱帯の島から学べるものは、かりゆしウエアだけではない。

「ウチナー(沖縄)タイム」という言葉は、おおらかな風土を反映して、せかせかしない独特の時間感覚を言い表している。会合などに30分位遅れても、特に謝るでもなく、また責める人もほとんどいない。「スイダラー・ヤンバラー」首里人を指して云う言葉「オットリとした」と「ダラダラした」の両方の意味がある。

「ナーク、ナークンチュー」は、宮古島出身者に対して沖縄本島で呼ぶ言葉。宮古の人は活動的だが、時には強引に過ぎるところもあるとされ、一般的に穏やかな気風の本島とは肌合いが違う。宮古人の生活力に対する反感もある。本島北部の国頭(クニガミ)地方を「山原(ヤンバル)」といい、ここの住民をいう。牧歌的な意味とは田舎者という感じがあるとされる山家育ちのヤンバラが沖縄の、経済界にしめる実力は評価されてこの言葉には「実力でのし上がった男」という意味もある。「門中(もんちゅう)という血縁一族を取り纏める制度の為、地域の連帯意識が強く人間関係は極めて緊密。村全体で祝うから、結婚披露宴の参加人数は全国一、3百人、4百人はザラ。但しお金はそれ程掛けない。県人意識、郷土意識も強いから、Uターンも多い。電話の通話回数全国最多。沖縄以外の地域を「本土ヤマトンチユー」という。言葉を気にする為、初対面は気が重いと思っている人が多い。価額意識が強く合理的で、見栄を張らない。地位や名声にこだわらない。お金に無頓着。男性は楽観的な人が多い反面、女性は強くしっかりしている。離婚率全国一位でも後ろ指をさしたりせず温かく見守る相互扶助システムがある。「テーゲー主義」(ほどほど)の楽天家が多く全国一位の長寿県。但し教育にはあまり熱心ではない。日本全体が不況風に吹かれて、どんどん失業率が上がるといわれるようになる前から、沖縄の失業率は高かった。「国勢調査報告」(1995年)によると、「完全失業率」では10.3パーセントと2位大阪の6.2パーセントを大きくはなしての1位。今では全国平均の倍に近づく勢いである。その原因は地元志向が強く、進学した若者などのユーターン求職、その求職と求人のミスマッチに重ねて、楽観的な県人気質からくる転職希望にある。「なんくるないさ(なんとかなるさ)」という気分で、次の仕事も決まっていないのに、すぐに会社をやめてしまう人が多い。やめてはみたものの、すぐに「なんくる」なるわけではなく、失業者のレッテルがいつまでも取れないことになる。その一方で、沖縄における起業率はとても高い。独立意識が強い県民性は、それこそ「なんくるないさ」とすぐに会社設立を思い立つ。それが、日本各地で事業所数が減り続けるなか(当然、倒産による)唯一沖縄だけが4.3パーセントと伸び率を増やしたのだから、その活力には目を見張る。ところが、そんな会社も思いつきで始めただけだから、すぐにやめてしまうのが沖縄人らしい。人にオゴルのが大好き全国ナンバー2、心臓病の少ない日本一の長寿県は、発ガン物質を含む加工物を食べず、雑穀・牛乳・野菜・海草・黒砂糖・果物を好み、塩分を摂らず、ストレスの無い環境からか。「沖縄病」という言葉がある。これは、旅行で沖縄を訪れたことから発症し、沖縄のことばっかり考えるようになり、あげくの果てに移住計画をし始め、実際に沖縄に住んでしまうという人々のこと。独自の文化風習・美しい風景と優しい人柄に惹かれるヤマトンチュ(本土人)は多い。現在でも沖縄は人口増加率で東京を抜いて全国ナンバー1。

最後に。狭い日本で、わが県が東京がと、威張ったり見下したりしているのは、つまらん。島国根性である。それぞれが良いのだっ。

うまい調味料はコレだ!!! だしの取り方   ○はネットで買える

「醤油」  [濃口は] ○「ひしほ」ヤマト醤油 [薄口は] 「紫大尽」大久保醸造 [白醤油は] 「白むらさき」本むらさき醸造。 お刺身は生醤油で食すべし

「塩」  小笠原の塩・粟国の塩・海の精・○赤穂の天塩・伯方の塩。(精製塩は不可)

「みりん」 相生桜本みりん・玉泉白瀧純米本みりん・九重桜本みりん・福来純本みりん・最上白みりん

「味噌」  ○「鼎みそ・こうじみそ」ヤマト醤油 「京桜・嵯峨野・白味噌」石野味噌 「越後みそ」渋谷商店 カクリキ粒みそ・花さき娘・春日の宴

「砂糖」  「八重桜黒糖」 「一番糖・料理党」 「島ザラメ糖」 (上白糖・グラニュー糖は不可)

「酢」   「千鳥酢」村山造酢 「純米酢金封」ミツカン ○「本造り米酢」内堀醸造 (甘み・うまみのあるもの)  ○

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